バイクの気持ちの分かる人

 最近、ブロ友になった方がおりまして、当然ヤフでブログをやっているのですが
Tochinさん(紙ヒコーキ)という方がおります。

 実は、この方が凄い方でして以前、サンドブラストを家の会社で作ろうって話の時に
ペットボトルブラストってのを制作しているのを発見しまして
それが今年の冬の頃でして半年ほど失礼ながらウォッチしていて
やっと最近、勇気を出して書き込んでお知り合いになった方だったりします。

 その方が先日の日記ですげー興味深いネタを挙げておられまして
その話って言うのが ↓


 Tochinさんの身近の方におださんと言う方がおられて、そのおださんが
バイクの経歴を言い当てて、バイクの言いたいことがわかるって方なのですね。
いやいや、本当か嘘かっては、もう全然関係なく、自分のバイクが何を言いたがってるのかって
すげー知りたくないですか?

 自分は、知りたいって正直思いますし、今回、作ったばかりの愛車のガンマで
事故にあったじゃないですか。

 絶対、こいつ(ガンマ)は、何か語ってるんだって思ってましたので
当記事のレスに絶対見て貰いに行くって厚かましいことを書いたわけです。
少し前からストーカーの様にウォッチしてたので意外に近くにすんでいそうな事に
気づいてましたし・・・(;´Д`) 
そしたら、そのコメを見てやさしいTochinさんは、家のブログのガンマの該当記事を
おださんに見て貰ったってメッセージが入りまして、これがもう涙を流しながら
うれし泣きしたわけです。(TдT) アリガトウ

 バイクの気持ちがわかるってそれだけでなんか良いような気がしませんか?
 
 って言うことでTochinさんからのメルを一部省いて御紹介です。





はじめまして(^^)
Tochinです。

なかなか信じてはもらえないと思いますが、擬人化どころか本当になんか語ってるようですよ。
物にも気持ちがうつるって言うじゃないですか、たぶんそれだと思うんですけど(^^ゞ

おれはsunaさんのブログを、全部は無理だけどある程度読ませてもらいました。
でも、おだ。さんにはレストア前、レストア完了、事故後の画像だけみせました。
実際、おだ。さんはバイク詳しくないので読んでも意味わかんないと思いますけど(笑

んで、レストア前のガンマは、生死を迷ってるそうです。
このまま生きててもいいのかな、死んだほうがいいんじゃないかな、って。
何があったのかわかんないけど、かなりの迷いがあるそうです。

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注)当ブログのガンマの記事を最初から読んでいる方だとわかりますが
当初、自分もHBガンマが家に来た時には、そのまま、磨いて外装を変えれば、
走れると思ってましたが実際は、フレーム変形、エンジン焼き付きなど、
事故か転倒ための全損状態でして全く使えないバイクであることが分かりました。
当然、このことは、おださんは、わからないと思います。
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レストア後は、すごくポップで若々しい感じで、直してくれた人にすごく感謝してるそうです。
直してくれたことっていうより、生きていていいと目標を与えてくれたことに感謝してるそうです。

それで事故後は、自分は重症だということは受け入れているそうです。
かなりオーナーに気を遣って、これ以上、自分に手を掛けてもらうのは申し訳ないから
直さないでいいよと。
オーナーにもその家族にも気を遣ってるようで、自分は重症だから手を掛けるとキリがないと。
生きていていいと言ってくれたことで十分だから、このままでいいから置いておいて欲しいそうです。

ただ、小さく「走れるよ」と言ってるそうです。
申し訳なくて直して欲しいとは言えないようです。

前みたいには戻れないけど、まだ走れるって言ってるそうですよ。

だいたいこんな感じです。

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注2)
本日、保険屋さんが来ました、査定士さんの結論は、フレームまで行ってる全損だそうです。
この点も重症って部分に重なります。これも本日のことなのでおださんわかりません。




と言うことでおださんのガンマの写真を見た内容は、こんな感じでして
あー多分、これってオレが感じてた印象とまったく同じような事言ってるんだって
思い当たる部分が多々ありました。

幸いにして家のガンマは、まだ走れるって言ってるとの事ですが
また完調にして、走り回ってやるって野望を持っておりますので
さっさと足のケガを治して、さっさと掛かってしまおうと思った次第であります。

 自分も機械を弄ってる現場におりますので機械が語るって事は、薄々ながら
わかりまして、見て機械が読めるって言うのは、恐らく音とか雰囲気とか
そういうモノが見えるのだと思ってたりします。

自分的な考えですが、恐らくHONDAのTOPだった本田宗一郎氏とか
ヨシムラのPOP吉村氏とか、スカイラインの主査の桜井真一郎氏とか
名前を挙げたらキリがないのですがこういう方々が近いモノを持ってたんじゃないかと
思います。
最後にTochinさんから、返信がありまして、そこに集約されてました。




原文のまま

だって人の気持ちがわかるのと、わかんないのではえらい違いでしょ。
わかったほうが少しは気の利いたことができるし。

機械も同じです。
気持ちわかって修理するのと、わかんないで修理すんのは全然違いますよ。
現実的なことを言うと、手間も仕上がりも全然違います。

生きる気のないバイクを直しても、トラブル続きだったり、出来てから乗っても
全く楽しくなかったり。
不思議だけどそういうことってありますよね。

それでは、また(^o^)/



たぶん、バイクに乗っていてバイクと対話出来る方なら、わかると思います。

さてさて、ガンマ直すぞ~





P.S.
不味い所がありましたら修正しますのでTochinさん、その際は、御連絡下さいね。