取りあえず走れる所まで直してみよう。

 みなさま、休日は、いかがだったでしょうか。
さてさて、本日も車庫に潜り込み一日ごそごそとやっておりました。
先日直したつもりになっていたキャブレターですが、先日オーバーフローしてるのを
発見してしまいました。まあ、手を抜いて掃除しましたので当たり前ちゃ当たり前で
結局、再度ばらすことにしました。

先回確認は、しなかったのですが取りあえずガソリンの吸入口のホースから息を吹き入れると
僅かなのですがオーバーフローパイプからダラダラとガソリンが漏れ出てきます。

フロートの油面調整は、確認したのですがその上にあるフロートバルブを大丈夫だろって
弄らなかったのでそれが原因です。
でバラしてフロートバルブを外してみます。


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今回もそうなのですがiPhoneのカメラなのでピンボケなのは、勘弁してください。
こいつらが問題のフロートバルブです。
左の筒の中にちっこい穴が開いていてそこに円錐状のシャフトの先が
刺さってガソリンを止めるって構造になっているのですが、
原因は、ちっこい穴か円錐状のシャフトのどちらかにゴミがくっついているのが原因です。

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二つを組み合わせるとこんな感じです。
フロートを外せば、簡単に掃除できるのですが、先回は、フロートを外す手間を面倒がったので
それが敗因ですね・・・面倒って思う時は、しっかりとやって置いた方がいいですね。


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でサクッと掃除して組み込みました。
掃除したってきたねーってくらい茶色いですが、本格的に乗れなくなった冬に
じっくりと掃除しますので、今回は、取りあえず動くレベルまで持って行ければいいです。

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と言うことでオーバーフローも収まり綺麗な白煙が出るようになりました。
エンジンが若干異音がしますので問題がありそうですが
気にしなければ、気にならないのでエンジンは、この辺でストップです。
今回のHBガンマネタで書いておりませんでしたが、取りあえず、現状で
交換しなければ、ならないパーツ類のリストアップって事で
手を入れないと行けない部分以外は、現状で進めております。
本格的なメンテ、修理は、もうちょいしてからですね。


今回、キャブの再メンテと合わせて先日届いたガソリンタンクを装着してみました。

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前方向から

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後ろ方向から

こうやって、遠目に見る分には、見れるレベルになりました。
近くで見ると結構ボロボロなのですが、タンクの綺麗なのに誤魔化されて
きたねーって印象は、そんなに無いですね。

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さてさてエンジン回りの確認は、このくらいで終わりです。
実際にエンジンは、掛かりますし1日立った後の再始動にもまったく問題がないので
後は、綺麗にする事だけ考えれば、良さそうです。
しかしながら、先述しましたが若干の異音が聞こえますので
もうしばらくして雪が降る頃になりましたら腰下まで割ってみます。

走り出すには、当然止まる行為も含まれる訳ですって事でブレーキにいきます。

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少し前にリアシートを取っ払った時、先代オーナーの自賠責の保険証が出て来まして
年度を確認したら平成3年って書いてありました。って事で17年間放置されてた訳です。
当然、ブレーキも固着していました。

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きたねーブレーキですねぇ、最初にカバーを開けてみたらブレーキパッドやシャフトなんかが
一対ものに見えました(;´Д`) 

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中見は、どんなだろってそそくさとバラしちゃいます。
問題になってくるのがゴムパーツ関連なのですが、傷無し、切れ無しで
伸縮性は、しっかり残っておりまして、再利用可能な状態です。
新規でパーツが手に入れば、シール類の交換も視野に入れますが
残念ながら手に入らない可能性の方が高そうですので今回は、交換無しの方向で
行きます。

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ゴムパーツは、今回もポリメイトのお世話になります。
若干伸縮性も戻りますし、寿命も長くなるんじゃないかと思います。
しっかし、どうせなら交換がいいなぁって思うんですが・・・

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家に持って帰ってきて完全にバラしてみました。
ガンマのブレーキには、ピストンにブーツがついておりましてその御陰で
ピストンには、それほど汚れはついていなかったのですが
若干の錆が浮いておりまして、研磨を掛けないとダメなようです。

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こんな感じでシールの周辺に錆などが浮いております。
シールを抜き取って、表面だけを削るように横方向に削ります。
縦に削るとフルード漏れの原因にもなりますのでなるべくならやらない方がよさそうです。

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一通り磨いて組み直しました。
ガンマに装着して確認しましたが動作には、全く問題は、ありませんでした。
外面が汚いので一回剥離するか、ブラスト掛けてから塗装し直すことにします。
これも当然雪が降る時期の話です。ヽ(´ー`)ノ