スガヤチャンバーのためにキャブをセッティングしよう。

 さてさて、家に来て、はや半年を過ぎてもうすぐ一年になるかなってRG250ΓHBですが
念願のスガヤのチャンバーを取り付けようと躍起になってる所で先回は、終わりました。

 と言う事で80年代のあの熱狂を取り戻そうと弄くり回しております。

 先回、チャンバーのステーが振動に耐えきれずに折れてしまったって事を書きましたが
会社にてちょいちょいと加工を終わらせて、家に持ち帰りチャンバーの取り付けを終了しました。

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 先回25mmのアルミフラットバーで制作したブラケットを今回は、30mmに変更しました。
正直な所、もっと粘りがある鉄で作成すれば、破断を免れるのですが
今回は、もう少し面積が大きくなれば、破断を免れるだろうって事でサイズ変更だけで
対処しています。

実は、当初からウエダ製のBSとノーマルチャンバーの取り付けにかなり無理がありまして
ブラケット部分に年中、負荷が掛かっていて、それが原因で折れたのだと推測しておりました。
ノーマルチャンバー取り付け時の固定位置は、エンジンとの接続部分、フレーム中間の固定部分、
サイレンサーの固定部分と3カ所の固定箇所がありまして、これがイマイチフィッティングが
上手く行ってないようで、フレーム中間部分を固定するとサイレンサー部分が付けられないのを
全部、ボルトをねじ込んで、無理矢理ナットで締めていましたので、恐らくその所為で
負荷が掛かり折れたのだと思われます。

 スガヤのチャンバーの取り付け部分は、エンジン接続部とフレーム中間の2カ所になり
ストレス無く固定できましたので、フレーム部分の脱落は、考えなくても良さそうです。

 ちなみにこのフレーム部分の固定が破損するとチャンバーの脱落も考えられるのですが
どこかで、サイレンサーの固定も考えないと駄目かも知れません。
今の所は、全く考えてないのですけどね。


イメージ 2

 と言う事でスガヤのチャンバーの取り付けが終了いたしました。
サイレンサーに凹みが見られますが、色々と見てみますとこのタイプのサイレンサーは、
在庫が見あたらず、入手が難しいようでヤフオクでも結構高値になってしまいますので
のちのち、スガヤに修理に出すか、このまま、ひっぱり君当たりで、引っ張り出して
見た目のみの修正になります。
別のモノを自作って話もありますがレア好きの自分としては、そんな事は、全然考えられませんので
そのまま、使います。

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 さてさて、チャンバーが入れ替わりましたので実走テストとなったのですが
初回走行時に6000回転からのフケが重々しく燃料が足りてないのが見て取れます。

今回は、メインジェットの予備購入は、しっかりしてありますので
前回設定の#185からパラガンサイトなどで良く言われる交換時#200への入替を
やってみました。

この状態で6000回転からの吹けは、スムーズになり、加速も問題がありません。

ついでですので、地元の峠で走ってみましたが6000でのボコ付きが見えました。
アクセル開度で確認するのが基本ですのでマジックでアクセルに書いて置いたマーキングを
確認しながら走りますと、1/4~1/2辺りで現象が出て来ますので
ニードル域が原因と判明、ニードルクリップ位置を3段目から一気に5段目まで下げました。

以前、ノーマルチャンバーを取り付けていた時に5段目に変更した時がありまして
その状態が一番良い状態ってわかっていまして、一度、様子見に3段目に戻していたクリップを
今回のチャンバーの交換に合わせて5段目に変更しまして、これで走行してみると
問題は、一気に解決して、ボコ付きが消えました。

 スロットル全開時に一度、エンジンのストップ現象が見られましたが
6000回転って同じような位置での現象でしたので頻繁に多発する感じがありましたら
ニードルを変更する事になると思います。

取りあえず、これで通常走行は、可能になり問題も無くなった訳で、ガンマも
弄る所が無くなってしまいましたね。

って事で去年から続いた、ガンマの記事は、これで一旦終了になります。
のちのち、細々とした変更やら何やらも出てくる事も有ると思いますが、
その時は、まだやってるって思って下さい。

今回、2stガンマを弄りましたが、これほど暴力的な加速で面白いバイクってのは、自分の乗った
バイクの中では、ありませんので、頻繁に遊びに使えそうな気がします。

400クラスの安定に比べるとかなり怖いって思う時があるのですが、それはそれで
乗ってる内に慣れるんでしょうね。