キャブレターを掃除しよう。その1

 さてさて、ガンマの事でいつまでも落ち込んでいられませんので目の前にある
NSRにとっかかる事にします。実際は、すでに1週間ほど前にやってる作業ですので
本人は、本日は、一日ほぇーってしていたのですが、まあ、ブログでの報告は、
日課になってのでこちらは、進行していく訳です。

 と言う事で、起動確認までしたNSRのキャブレターですがさすが弄ってないのか
メンテしてないのかかなり汚いです。
たぶん、これ買ってから一回も触ってないんじゃないかと思ったりもしてますが
前回に書いた通りで、キャブの同調部分が弄ってあったり、
あと、ガソリンもれも有ったようで、付き回されておりますね。
品番をみると紛うことなく、SPについていた純正の番号ですので
こりゃ、全てオリジナルで組み上げられるなって( ̄ー ̄)ニヤリって思ってたりするわけです。

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 写真でオブラートが入っていますが見た目の数倍は、汚いです。
下の部分がかなり汚れていますが、これは、ガソリン漏れが起きていて変色してるような印象ですね。
見た目、違和感があるのが左右のキャブを繋ぐフェールラインのパイプの付け根ですが
どうも、ここが怪しいと睨んだ前オーナーは、ここにパテを入れて対処したようで
これやるんだったらさぁ、純正の部品入れろよとか思ってしまうのは、いつもの事だったりします。
ガソリン漏れっぱなしで走ってたら危ないよって本気で思いますが
この辺は、車検の無い250のなので、こういう車体が巷を走り回ってるワケでして
まあ、怖い物知らずって言うか迷惑って言うか・・・・・
こういう、人達には、決して公道に出て来て欲しくないですね。
キツイ事を書いてますけど本音です。

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 って事でフロート部分のカバーを外してメインジェットとご対面しました。
ノーマルの番手が#130・#132に対して今回入ってたヤツは、#132、#135ってことで
濃いめに振られております。
恐らくドックファイトチャンバー入れてるのでその分大きい番手に変更したのだと思いますけど
フラグやらエンジンの調子を見てみると前オーナーの選択も強ち間違いでは、無いみたいです。
まあ、実走してないから何とも言えませんが・・・(;´Д`)

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 NSRのパワージェットは、ここに隠れておりました。
まあ、サービスマニュアル見れば、わかるのですが、ここぞとばかりに
しっかりと外して掃除しておきます。

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 かなり、小さいのですが落としたら無くなりそうですね。
実際、落としそうになってヒヤッとしてる場面がありましたけど、左右共に外しました。
ここは、若干詰まってましたけど、それほど問題は、なさそうでした。

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 エアスクリューやら

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 チョーク部分もどんどん外していきます。
大体、見た目からしてこれじゃ性能でないだろってくらいの汚れ方しておりますので
完全に掃除するつもりでバラしていきます。

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 ここまで外しました。
先日、入手したサービスマニュアルを見るとまだ行けますが取りあえず触っても
手が汚くならないように丸洗いしますので、そそくさと準備します。
大体、手で触れない汚いパーツは、性能もきっちりでないだろってのが
持論ですのでこの辺は、徹底的にやらないとってかなり意気込んでますし。

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 外側には、頑固に汚れがついているのが見受けられるので
この時点でキャブに残っていたガソリンを使って、ブラシでゴシゴシと擦り洗いしてます。
灯油でも良かったのですが、置き場に取りに行くのが面倒だったので
丁度、輸送時とばらす時に使ったケースにガソリンが溜まってるのを見てこれでいいやって
結構、お気軽にやってます。
さすがにこの時点でタバコを吸うと引火しそうなので、禁煙モード突入しています。
所要時間30分の禁煙タイムですね。

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 あらかた擦った後に用意して置いたサンエスにドボンとつけ込みました。
この状態で一晩おいて置いて、有る程度まで汚れが落ちるのを待つ事にしました。
まあ、浸けるだけで落ちるなんて都市伝説のような話を真に受ける自分では、無いので
この後、また掃除するんですけど。

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 浸けて30分くらいでこんな感じ・・・
浸け置きって都市伝説じゃないのか?って思ったりもしましたが
ブラシで擦ったのが効いてるんだと思います。

 と言う事でその1は、終わり、この後さらに色々と触っていきます。