防水処理してみた。


 お久しぶりです。
なかなか、ここ最近のいそがしさにかまけて全くいじってないってのが現在の状況で・・・
取りあえず、春までには、時間もありますし、少し休憩に入っているのですが
実際、先が見えてるのもありまして、そう急がなくても何とかなりそうな感じです。
肝心の、ブログの記事が作れないってのがここ最近の難題で急務なのですが
その辺は、まあ、色々って事でご理解下さいませ。

 ってことでもう一度色々と本体の見直しをして、おりまして不味い所があったら
修正するって事でやってるのですが、さすがにゴム類は、ダメダメだったりします。

 と言う事でちょっとした処理をしました。

家のおもちゃになりました、NSRですが、ふとイグニッションコイルの端子部分を見てみたら
結構、酷い事になってました。

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 この端子部分のカバーですが恐らく防水を視野に入れていたようで
他の部分とは、材質が違うゴム系の素材になっておりまして、経年変化で
かなり、凄い事になっています。
これ交換しようと色々と先週辺りに探していたのですがなかなか見つからなくて
困っておりまして、一時的にエーモン辺りの端子のビニール製のカバーなどを付けてみたのですが
あまり、しっくりいきません。

 防水も兼ねてるカバーって感じがありましたので、その辺でひたすら探しました。
イグニッションからは、すでに平端子のオスが出てまして、その辺を変更するには、
難易度が高すぎますし、平端子のメスのさらに防水の物って言うと、まったく無いのですね。

 そんなこんなで3日ほど何か無いかと探していましたら、使えそうな物を見つけました。

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 モノは、産経創業さんが輸入しているプラスティ・デップって
言われるモノです。
もともと、アメリカ製の塗料でして、存在自体は、かれこれ3年ほど前から知ってたのですが
その時にわかってた使い方ってのが、工具類のハンドル部分にゴムを付けるって、その位でして
取りあえず買って使ってみました。

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 KTCのモンキーレンチを実験台にして、塗料の中にドブ着けします。
粘度が高く結構厚塗りになりますけど、乾いたら皮膜が薄くなりますので
何度かつけ込むのが良いみたいです。
今回は、説明書の通りに40分の乾燥時間を取り3回のドブ着けを繰り返しました。

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 乾くとこんな感じのゴムグリップになりまして、結構な強度があって切れる事もありません。
今回、色々と調べておりまして、このプラスティ・デップは、絶縁性もかなり高いって
事で防水処理出来るモノを探していたらぶち当たったわけです。

 で、この塗料を駄目になってしまった、ゴムカバーの変わりに使おうって腹なのですね。

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 では、やってみます。
平端子の接点部分は、ゴムでカバーされると困りますので、オス端子を押し込んで
マスキング代わりにして、端子ごとドブ着け致しました。
都合5回くらい今回は、最終的に付ける事になりました。

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 1回目に付けてみた所で撮影しました。
薄いですがゴムの皮膜が出来ています。この調子で何回か重ねて厚みを持たせていきます。

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 でカッターで切れ込みを入れてオス端子を外して、出来たのがこんな感じです。
少し隙間が出来て防水云々ってのは、どっかに行ってしまってますが切れ込みの入れる位置が
不味かったのでこんな感じになりました。

 商品の使い道としては、かなり使いでのあるモノですね。
ゴムで型を起こしてカバー作るとか、技術的にも難しいのですが
気軽にゴムでカバーできるのは、特筆に値すると思います。

 他に用途がありそうのなのでこの先、多用する商品になりそうです。