当たりが出てる?

 取りあえず吸気側のバルブ磨きが終わりました。
カーボン除去と傷取り程度なのでそれほど時間も掛かる仕事じゃなくて
結構手軽に出来るはずが、どうも1週間も掛かってまして、ここの所の
精神的な不安定さを物語っています。

 って事で磨いたバルブを観察してみると収動部に当たりが出ていました。

イメージ 1

 線の下部に向かって細くなってますので当然アタって擦れていた部分なのですが
好意的に見たら部品が馴染んで出来たアタリ、悪く言えば、劣化です。

 これだけだと判断できないのでさらにマイクロゲージで実測してみました。

イメージ 2

 細い方は、目測4.462~±1くらいでしょうか。

イメージ 3

 削れていない部分は、目測4.465位だと思います。

さてさて、この0.001~0.002ほどの削れ、これをどう見るかって事で
少しだけ考えて削れた劣化なら部品入れ替えって事になりまして
バルブやらシーリングやらの交換作業なんですね。

 今回の判断材料になるのは、実走時の感覚のみでサービスマニュアル見てみても
この部分の交換目安は、書いてないので実用走行距離内では、不具合が出ない限り
代える必要が無いって判断になってしまってます。
ほんのわずかな差なのですが、これを交換してせっかく慣らししてアタリがしっかり出ているモノを
入れ替えるってのも無駄な作業って思いますのでこのまま使用しますけど
たまたま、感覚で調子が良いとかアタリが出てるって言ってたのが
目で見えて、読めた事に感心してしまいましたので写真を撮っておきました。
バルブなんて折れたり傷が入ったりしにくい部品ですし、交換なんて
始めから考えてなかったのですがこういうモノを見ると
機械って正直に現象が出てくるモンだなぁって思ってしまいます。

 しかし、まだ吸気側バルブが4本残ってますので、またちまちまと作業を開始します。
車検も過ぎて時間の制約が無くなったって楽々やってるのがアレですけど
取りあえず少しずつ進んでます。