RG250ガンマHB

と言う事で今回は、HBガンマを手に入れるまでのお話です。
実は、販売当初は、ガンマには、それ程、思い入れは、無かったんです。
むしろ嫌いって言っても良いと思います。
当時は、モデラーでして。ハウツービルドガンダムなんて本が発売されてたり幼少の頃から
作っていたブラモがその頃も趣味として続いてまして、自分も多分に漏れずガンダム~って
やってたワケですが、そちらの方に一生懸命になってましたね。

バンダイのコンテストでシルバープライズなんかを取ったりもしましたので、その辺も調子にのる原因でした。
んで当然、タミヤのプラモデル何かも作っていた訳ですけど、当然スケールモデル
特にバイクは、結構作りました。しかし、ガンマだけは、大嫌いで当時は、買ってないですね。
今は、積んでるだけの箱がいくつもコレクションとして置いて有りますけど。( ´ ▽ ` )ノ

と言う事で何で嫌いだったのかって話しから入りますけど、国産発のカウル付き、
さらに先進的なアルミフレームなんて今、考えて見ると魅力的な一品なのですが、
当時、タミヤなんかでGPカレンダーとかも出てましたし、2STのRZもバカ売れの時に
もう、写真でしか見た事の無い、フルカウルのレーサーもどきが発売されたって
皆さん狂喜乱舞して買って、サーキットに持ち込んで楽しんだり、峠で楽しんだりって
そんな状況だったと思います。それ程、はっきりした記憶も有りませんし、
印象的なのは、サーキットの狼を書いた池上さとしが街道レーサーGoとかって
漫画がジャンプに連載中されていて、巻頭にRZのカラー写真があった時代だなってくらいでして。
んで、ガンマに戻りますが、いくらカウルがついて居るからって、
あの中途半端に立ち上がって、取り付け位置の高いアッパーカウルを見ては、かっこ悪い、
リアのヤッコダコを見ては、かっこ悪いって、そんなふうに思っていたワケです。
今でも初代には、それ程思い入れは、ありませんです。

タミヤは、YZ500をモデル化してまして、さらに前述しましたがGPカレンダーを出してましたから、
モトエルフかっこえ~とか、RGBいいなぁとかそんな感じで、本物のレーサー比べては、
とにかく、かっこわりーって思っていたワケですね。

んでその頃って言いますと、レーサーと同様のカラーで形は、全く違いますし似ても似つかないですが
絶妙な配色のホンダの失敗作MVXを魅力的に感じていたわけです。

もう、この辺は、エンジンが早いとかじゃ無くて本当に見た目だけですね。
んでもって、ペリカンロードなんてマンガも有りましたし、思いっきりミーハーなんです。
確か、ガンマは、ステップ削りのサチさんが乗ってたな。
その影響で未だに状態が良いMVXを探してますが、多分ガレージの都合と部品の都合と、
優先順位と、さらには、縁のなさに手に入らないだろうなって思っています。
他にも欲しい物が有りますし。

と言う事でいよいよ免許を取って買えるぞって年になった時に発売されたのが
2代目ガンマのHBだったのです。

NS,RZR,ガンマ、KRと各社しっかりと魅力的な車種を出して来てまして、
HY戦争前夜の狂乱を味わってた時代です。

ガンマに戻りますがウイークポイントのアッパーカウルの形状も若干変更され、
さらには、カラーがプラモデルでしか見た事の無い、スポンサーカラーですし、
現在じゃ当たり前になってますけど、おいおいこれって写真でしか見た事の無いレーサーだろって
根が単純な自分は、本気で惚れ込んだわけです。

 今見てみたらそれ程、初代と違いは無いんですが、HBカラーの刷り込みは、凄かったです。
さらには、限定のHBガンマなんて新潟の片田舎で買うやつがいるかぁって代物だったのですが、
ここがまた、縁が有りまして親戚のにーちゃんがスズキ自販に買うつもりだから
実物見たいんで仕入れてこいって仕入れさせた車体が間近に来てしまったわけですね。

 この時は、親戚のにーちゃんは、買いませんでしたし、一目見ただけの存在だったのですが、
あの黄色い車体がもう、眩しくて眩しくて、これは、買わないとダメだろって本気で思ったわけです。
もっとも発売時には、まだ原付き小僧でしたし、50に乗るのが精一杯です。
しっかりと3無い運動なんてもんもありましたんで、その時は、買えずに見るだけで終わりました。

 しかしながら、この時代の刷り込みってそうとうなもんがありますね。
今の今まで欲しいって思っていて、念願が適って買ってしまったのは、
本ブログでネタになってます。来たのは、フレームが曲がった、完全にゴミって位の車体だったんですけど…
さらに治して乗り始めて一週間で不運にもこの車体は、右直事故で壊れてしまいました。
現在は、未だに治すぅぅぅぅってガレージの隅でその時を待ってます。
結局、今、乗ってるバイクは、NSRですし、改めて乗ったら、パワー足りないとかって
思いそうな気がヒシヒシと感じられるわけですが、消えてしまっているブロ友、マッシュRさんと
走った田子倉あたりの組み上がって実際に乗れて満足していた、一週間は、珠玉の期間となりました。

RVFは、そのとき、本稼働してたけど、ガンマの方が数倍魅力的な加速をしてましたし、
不安なのは、足回りだけでした。
今もそうですが自分のマイフェーバリットは、あの黄色い車体のガンマHBなのです。
で、そのウィークポイントを無くして、ガンマが純粋にガンマである方法論の一つと考え、
次の進行に繋がるワケです。