フロントブレーキ再生できたかな？(；´Д`)

　さてさて、少し前にヤフオクにてフロント一式を落札しましてこんなのが来ました。

こいつを落札した目的は、インナーフォークだったのですが
残念ながら点錆が若干出ておりまして再メッキに出さないと使えないモノでした(　；∀；) ｶﾅｼｲﾅｰ

しかしながら状態は、それほど悪くなく使える部品がかなりあり
今回は、こいつからブレーキ取ってきて綺麗にしてやろうって野望を持ったのです。

　と言うことでサクッとフロントブレーキを外して来て早々にバラしました。

　実際は、ベースになっているHBガンマに付いていたブレーキよりもかなり綺麗なモノで
バラしてみたらシールも問題無くそのまま再利用できそうな雰囲気だったのですが
まあ、取りあえず綺麗にするなら今回は、とことん綺麗にしましょって事で
ちと色々弄くってみました。

　最初に弄りたくない所をマスキングします。
結構重要なので慎重に破れたり吹き込まないようにって時間掛けてやります。
このまま、塗るためのマスキングじゃありませんので結構慎重にやってみました。

んで何したかっていいますと。

　今回は、サンドブラストで完全に皮膜落としました。
さすが綺麗に落ちますねぇ。
最初は、剥離剤使うか、それともそのまま上から塗り重ねるかって思ったのですが
例によって会社で空き時間が多少ありましたので会社にあった材料を遣って
このブログに良く来ていただいている　しまだ　いすけ先輩と一緒にサンドブラストを作ったのです。

本当の使用用途は、社内での活用って事になってますがこれからかなり活用することになりそうです。
で塗膜の足ツケまでサンドブラストなら一気に終わってしまうので早々に塗装しました。

さすがに地が均一に仕上がっておりますので仕上げが綺麗に見えます。
今回使った金は、ホイル用の金でして実車の色に比べたら多少明るいゴールドなのですが
まあ、色塗り直す手間も気力もありませんのでそのまま、使うことにします。
ちなみにオリジナルは、ブレーキの色とANDFシステムの色と同色で塗ってありますので
その内、ANDFもブラスト掛けて塗らないと駄目ですね。

ブレーキパッドを抑えるピンも思いっきり錆びておりましたのでブラストを掛けて磨きました。
サビの浸蝕が進んでいて完全に綺麗にするとまでは、行かなかったのですが
まあ、取りあえず消耗品ですし滑れば、いいやってくらいまで磨きました。
このくらいで問題は無いと思ってますけど問題があったら新品入替ですね。
それにしてもさすが年月が経ってるだけあってかなり錆びてました。
精神衛生上新品に入れ替えた方がよかったかもしれません。
見えない所だから別にいいのですが・・・(；´Д`)

さてさて、部品もそろいましたので早速組み立て始めます。
今回は、シール類の入替のみで行きました。
他に不具合出そうな所が見あたらなかったのでたぶんこれで大丈夫でしょう。

シールにシリコングリスを塗りたくって填めていきます。
この辺は、新品を使いますのであまり気を使わなくていいので楽ですね。
しかし部品が出て良かったなぁ、出なかったら再利用しないと駄目だったのですが
ダストシールは、かなりボロボロになっておりましたので再利用不可能でしたし
やっぱ、（ＴдＴ）　アリガトウ、スズキさんってくらいに感謝しております。

　そしたらピストンを突っ込んでいきます。
片方４つのピストンを入れるのですが若干錆が出て本体まで浸蝕しているピストンがありましたので
ＨＢガンマの分と新規ヤフオクで購入したフロントに付いてたヤツとを比べていって
錆と傷の無いイイヤツを探して使いました。
この辺は、ガンマの落札価格がかなり安いので助かりました。
さすがに人気絶版車のパーツだと結構いい値段になりますからねぇ。
一般の庶民じゃさすがに手が出ない値段になりますし・・・

　でもって全部入れ込みました。シールが新品でピストンも磨き倒しましたので
さすがに指で押しただけでスーって簡単に入りました。
先回、ＨＢガンマのフロントブレーキをバラして再組み立てしたのですが
その時は、若干入りが悪かったのですがシール新品に入れ替えた事もあって
今回は、楽々入りました。

　パットも新規にしたいと思ったのですが見た所ＨＢガンマの前オーナーがパッドを
入れ替えたばかりらしくベスラパッドが殆ど残っておりましたのでそのまま再利用しました。
どっかで出費抑えないと途中で止まってしまいそうなので、使えるモンは、使ってしまいます。

　元通りに組み立てて完成です。バイクのブレーキは、ちっこいですし
それほど難しい部類では、無いので早々に終わってしまいました。
いや～綺麗になって良かったです。