ガスケットセット到着、キャブレターの掃除をしようその4

 と言う事で、足を引きずりながら、かなり不自由な生活を送っております、今日この頃
連休の初日、みなさまは、バイクを楽しんでらっしゃるでしょうか?
こちらは、エンジンを下ろそうと画策してるのですが、足が痛くて踏ん張れなくて
娘にエンジン持ち掛かりを依頼しようかと思っている最近です。

 さてさて、キャブレターの掃除もいよいよ佳境となりました。
先日の内にウェビックさんに注文を入れて置いた、ガスケットセットが到着いたしました。

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 この辺は、KEIHINさんのキャブレターですので、商品の廃盤は、まだまだ、大丈夫と
思っておりました通り、到着いたしました。
さすがに今回購入したNSRは、販売から21年も経っておりますので廃盤部品が多数有るのが
予測されまして、さてさて、どうすっかなぁってのが多いのですが、今の所まだ順調に進んでいます。

実際の所、エンジン関連の整備に入ったら、うぁぁぁぁぁ部品ねぇぞってのが予測されまして
今後の困難な状況ってのも予測されまして、本気でメーカーさん、部品出してよってのが
切実に感じられるのですが、その辺は、まあ、メーカーさんの都合もありますので
仕方ないって言えば、仕方が無いわけですね。

 部品の出る状況だけ考えたらHONDAの方が良さそうな気がするのですが
ガンマのパーツの出方を考えると、どうも少し違いまして、NSRって売れた割りにパーツでないねとか
市場にまだバイク走ってるのにメーカーって酷いねってのが感じられまして、
今後、現在、巷を走っている最新バイクの流通量を考えると、果たして20年後まで
維持する事ができるのかって不安が過ぎってしまいます。

 まあ、新しいバイクをその度に買って下さいってことだって思えば、それは、それで良いのですが
でもさぁ、250の2stレプリカとかは、メーカーさんは、絶対に出してくれないので
買うバイクが無いって現状になってしまいまして、大体さぁ、売れるバイクしか作らないのは、
都合上、わかるんだけど、全員が大型免許のいるSSに乗るわけねーだろってのが本音でして
 大体、モノが高くて買えないって状況をわかっているのでしょうか?
カワサキから250のニンジャが出て久しいですけど、あんなパワーの無いバイクは、要らないですし。
売れてるらしいけど・・・

 って事で脱線してしまいましたが、キャブレターの続きです。

 今回のセットには、キャブ内のガスケットがいくつか、まとめて入っておりまして
メンテをするぞって時には、非常に都合が良かったです。

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 まず、ウンコのはみ出したフェールパイプの繋ぎ目部分のOリングですね。
キャブの数が2こなので2セットの購入となったのですが、ここだけ左右共に入っておりますので
1セット余る事になりますが、またばらす事を考えると余っててもいいかなって具合です。

 前オーナーは、この部品を買うのが惜しくてOリング部分に液ガスを塗ったくってましたけど
こんな、安い部品買えよとか思ってしまったのは、事実ですね。
大体、この部分から漏れていた所為でエンジンの大半がガソリンまみれで真っ茶色になってましたので
掃除の手間とか考えても、これは、さっさと交換するべきだったのですね。
ガンマに続いて今回も今後10年間大きなメンテをしなくても実用稼動する事を狙ってますので
こんな部品は、さっさと交換です。

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 次にフロートのカバー部分のパッキンです。
ここは、切れてたりってのは、無かったのですけど、さすがにゴム部品ですので硬化して
不安が残りましたので交換してしまいました。キャブレターの部品ですので今後、出なくなるってのは、
あまり考えなくてもいいと思うのですが形状が写真の通りのままですので
これが販売されなくなったら、キャブレター自体が使えなくなるってのが予測できますので
この辺は、例の紙っていうか、板状のガスケットだったらってのを思ってしまいました。
まあ、今の所は、部品が出ますので、まだ安心していられます。
Oリングをこの形状にするのは、絶対にムリですので販売中止になったら
騙し騙し使うしか無いですね。

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 次に入ってたのが本体のこの部分のパッキンです。
これ、硬化が進んでしまい、今回切れてしまったのですがこれまで20年間保ってきた部品でして
この後、恐らくよっぽど下手な事をしない限り20年保つだろとか気軽に考えてます。
しっかし、この部分開ける事ってそれほど無いので気にする事は、無いのですけど
やっぱり、部品が出なくなる事を考えるとかなり怖いですね。
前回、エンジン始動の時には、すでにこの部分切れていたのですが
その時には、シリコングリスを塗りたくって対処してまして、その時には、漏れはありませんでしたけど
やっぱり、若干の空気は、入ってきていたみたいです。

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 最後に入ってたのがフロートカバーのドレン部分のOリングです。
こちらは、もともとついていたヤツも硬化していなかったので、全然問題無い部品でした。
まあ、入っていたから変えましたけど、本来なら永久的に使える部品を使ってくれるとうれしいなぁって
本気で思ってしまいますね。
大体さぁ、バイクが売れないからって、そこら中にタイマー仕込まなくてもいいじゃねーかってのが
本音でして、メーカーの思惑を思いっきり感じてしまった、キャブレターだったりします。

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 って事でパッキン類の交換も終わって、さっさと組み上げてしまいました。
もう、これで都合5度くらいの組み直しなのですが、マニュアル無しでしっかりと
組めるようになりましたね。
 大体、それを狙って何度も何度も組んだり、バラしたりってやってたのですが
これで、外でマニュアル無しの状態で不具合起きても問題無いって思ってたりします。
 まあ、キャブが要因の不具合ってのもそんなに無いんですけどねぇ。

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 交換した部品は、こんな具合です。
20年間の長い間、ご苦労様でした。今度は、また新しいパッキン類が
がんばって仕事してくれると思います。
こいつらは、記念に取っておくって意味もありませんのでさっさと捨ててしまいました。

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 組み上がりましたので同調の調整をして・・・

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 この辺は、調整方法考えていますねぇ。綺麗にそろっています。
ガンマの時は、かなり勘で左右調整って印象があったのですが、ホンダさんのこれは、
さすがに楽でした。4発とかもこんな感じだと思うんですけど、すげー楽ですねぇ。
左右同時で目視出来るのは、考えられてるなぁって思います。

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 最後にキャブレターソレノイドの掃除をやってキャブレターは、終了です。
ソレノイドの動作確認もしないと駄目なのですがこれには、負圧の掛けられるバキュームテスターが
必要ですし、本体に取り付けた状態じゃないと確認できないので組み上げる時の確認になります。

 さてさて、やっと一つ終わりました。まだ、やる事は、沢山あるのですが
今回のNSRは、勉強になりますし、今までの経験もフル活用されてまして、今から完成が
楽しみですし、きっちりと新車時の性能が出る車体になりそうな気がします。

 部品さえ出ればね・・・・・(;´Д`)



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