リアバンク確認、エンジン分解その2


さてさて、やっとエンジンに手も掛かりまして、しかしながら本日は、仕事に復帰の日で
久しぶりの仕事に疲れを感じてきました。
眠くてしょうがなくて、これ書きながらうとうとして、いつの間にか朝になってますし。

 って事で以前にピストンに傷が見えるよ(;´Д`) 
っていう、ピストンをいよいよ確認する事にしました。
エンジンは、家に持ち帰っておりますし、ガレージで作業するには、
日が短いので、家でのエンジン分解、優先って事で進行させていきます。
予定では、週末は、フレームに掛かる事になりそうですけど、前後サス抜けてるし
それの対処を考えないと先に進まないので、どうしようかと思っています。

 それは、さておきリアバンクの分解です。

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 いやいや、さすがに年月を物語る汚さです。
まるで解体屋に野ざらしになってるゴミのようですね。
このNSR去年の12月までナンバーがありましたので、その時まで掃除してなかったって
事でしょうか?
まあ、もっと色々と見てみると前の乗り手のくせとか見えてくるのですが
その辺は、後々書くとして、何度見てもゴミです・・・

 色々と見てみると他のバイクと結構違いが見えてきまして
例えば、知ってる人は、知ってるプラグですが、↓

イメージ 2

 レギュラーサイズのプラグに比べて若干、高さが短いのですね。
これは、フロントバンクが前にせり出している部分の際長端になるのですが
回頭性を良くするためにトー角だったかを立ちあげていて、フロントタイヤがフロントバンクに
かなり近くなるためにプラグの長さを落としたって話でして
スペシャルな長さなのですがこれが地元に売ってない(;´Д`) 
ってことでヤフオクにて購入したのですが、やっぱり若干高いのですね。
RVFもそうですが、こういう変なプラグを使うのがホンダさん得意なのでしょうか?
自分、余りよく知らないのですが・・・・・
手に入りにくいプラグを使ってくれるのは、困るなぁとか思いながらも
専用の設計って考えてるホンダにニンマリしてたり。

 と言う事で、ヘッドを開けました。

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 思いっきり汚いです(;´Д`) 
カーボンっていうか、コールタールみたいなのが思いっきり、へばりついています。
実は、このNSR、タイヤも思いっきり扁平に減っていましたので、ホントに街乗りのみって具合で
乗ってたようでせっかくの良いバイクが勿体ないなぁって思ってしまいまして・・・
ずーっと低速で走ってたのですかねぇ。
たまに回してやらないとこんな感じになりそうです。

イメージ 4

 当然のごとく、ヘッドもこの状態でして、勿体ないお化けが出ますね。
まあ、直して直ぐに事故ってる自分には、出て来ませんのでこのくらいじゃ、出ないのかも知れません。


 さてさて、ピストンも見えてきました。

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 (;´Д`) カーボンの厚さがかなり凄い状態ですね。
普通は、分解しないのでみれないのですが、整備時に分解しそうだから
一度も掃除してないんだろうなぁ。

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 リアバンクのシリンダー構成部品は、こんなぐらいでこの部品点数の少なさは、2st凄いなぁって
2stは、かなり部品点数が少ないので楽が出来ますね。
4stだとこんなに簡単には、行かないだろうから、触れませんです。

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 ピストンピンは、ガタがそれほど無いのですけど、気分的には、交換ですね。
後で、まとめて部品注文しますのでその時にでも一緒に注文しておきます。
ピンは、ともかくベアリングは、ガタがあったら交換の指示がありますので
さっさと注文を入れないとです。
こんな所でケチってたら、性能なんて出なさそうですしねぇ。

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 肝心のピストン本体は、こんな感じです。
磨きながらバラしているので磨き途中ですけど
結構、カーボンが溜まっています。

普通に街乗りするなら、このまま組んでも良さそうですが
今回は、確実に仕上げたいのでこのピストンとシリンダーは、修正加工に出したいと
思っています。
お金は、掛かりますけど、安心して走るためには、必要そうです。

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しっかし、ピストンには、思いっきり傷が入っておりますね。
これ、この排気側OUT部分の一部だけでして、どうもコレの原因は、
チャンバーの接続部にガスケット代わりに入っていた、金属系の液体ガスケットが
二次反射でシリンダーに戻ってきた時に一緒に入ってきた金属系の固いガスケットの
カスが入り込んだためみたいです。
どうもショップで弄ってもらったみたいで、しっかりと施工してありましたけど
もう少し考えて欲しかったですね。

 しかしながら今まで問題無く走ってられたらしいのでこれは、これでOKなのかもしれません。
自分は、間違いなく使いませんけど。

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 ピストンもひたすら磨きます。
この傷の入ったピストンは、使う予定がありませんが汚いままってのは、
どうも気になって仕方がありませんし・・・

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 合い番は、シリンダーBに対してピストン無印ですね。
この辺は、しっかりマニュアルどおりで、88用の無印ピストン探して来ないとになりました。
さすがに傷が入っているのは、駄目ですから、見つかるといいなぁ。

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 シリンダー側の傷は、こんなふうになってました。
これは、シリンダーの交換かメッキ加工処理ですね。
何にしろ、お金が掛かりそうな車体になってきました。
最終的にこれなら大型の方が安いって事になりそうな気が・・・・・

(;´Д`)


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