リアセクションをばらし始めました。


 全開のネタでエンジン腰下は、終了しまして、腰上に掛かりたいのですが
残念ながらピストンがまだ、戻ってこないのとシリンダーに不具合が見つかりまして
腰上に掛かれないでいます。
 シリンダーの不具合に関しては、後日記事にします。

 と言う事で本体側リア回りのばらしに掛かる事にしました。

 どうもこの車体、外に置かれていたようでフロントは、それほどでも無かったのですが
リア側の腐食が激しく、スイングアームは、入替するために状態のいいものを購入したのは、
前に記事に書いてあります。

 で既存のリア回りをばらすわけです。

 今回は、リアサス本体は、スクーデリアオクムラさんにフルメンテの依頼を出しておりまして
帰ってくる前にばらしたいワケです。

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 すでにタイヤは、外してますけど腐食と劣化の激しさは、写真から見て取れると思います。
さすがに年代が経っているNSRをこのままメンテもしないで乗るのは、はばかられますし、
安心して乗れないのが普通の人ですね・・・(;´Д`)

 大体、年代考えてもサスなんてエア抜けしてるでしょうしグリスも硬化して
使い物にならないのが目に見えております。
と言う事で、その確認にばらすわけですけど、その通り、予想のままの結果になっております。
同一年代でリンク回りにグリスぶっかけてグリスアップ終わりって人もいるようですが
さすがに古いバイクの性能を引き出すには、分解しないと駄目でしょうねぇ。

 実は、エンジンばらして腰下が終わった時点で燃え尽き症候群らしきものに見舞われてますので
どこまでやれるかってのは、あったりしますが、まだこの後にフロントのばらしも待っているわけで
そんな事も言ってられない訳だったりします。


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 外したタイヤからスプロケットを外すワケですけど、ショックダンパーの付け根が腐食して
固着しております。

 こいつも結構苦労して外しましたけど、この年代のバイクは、この状態になってそうです。
ガンマも似たようなもんでしたけど、もう少し状態は、良かったですね。
ホンダのシールの設計が悪いのか、錆が思いっきり回っています。


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 タイヤ側は、こんな感じでまあ、ブレーキパッドのカスやら何やらいっぱい着いてます。
こんなになる前に水で洗ってくれれば・・・ってまあ、前オーナーには、会えないし
その当時の持主には、当然過ぎ去ってる事例に文句は、言えないわけで
泣きながら洗う事にします。
(まだ、洗ってませんけど・・・


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 スイングアームを外すには、ホンダ特有のこのロックナットを外さないと駄目なのですが
この特殊ボルトを回す工具を買ってないのでドライバーで叩き出しましたが
なかなか、動きませんでした。
 その後、CRC556を吹いて、難なく外れましたが、デイトナから出ているモンキー用の
クラッチセンターボルト外しに使う工具がサイズが合うそうです。
 外す時には、ドライバーで外したのですが、そのロックナットレンチを買って
用意しておりますので、付ける時には、楽が出来そうです。


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 スイングアーム、リンク回りをごそっと外しました。
メインフレームのこの辺は、この時しか掃除が出来ないので一気に綺麗にします。
常用仕始めたら、また汚くなりますけど、掃除する時は、スイングアーム外すんでしょうねぇ。
大変ですけど2年に一回くらいは、掃除したいモノです。


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 リンク回りの外しに掛かりました。
さすがにグリスが固まっていて動きが渋くなっています。
エンジンほど動きの大きい所では、ありませんのでベアリングは、掃除してグリスアップで終わりに
なりそうですけど、さすがに汚いです。


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 予備で買ったスイングアームに着いていたリンクと並べてみました。
下のやつが本体に元々ついていたヤツですがそちらの方が腐食が少なく汚れているだけって具合です。
と言う事で今回は、元々ついていたヤツをメンテして使う事にします。

 明日は、このリンク回りのメンテに行きたいと思います。