ロシア滞在７日目 最終章

　と言う事で今度は、さらに赤の広場の裏手にある救世主ハリストス大聖堂です。

丁度、ミサの時間でして、荘厳な雰囲気の一時を過ごしました。
残念ながら中での写真撮影は、禁止でして、入場にもチェックが入り厳しい状態でしたが
司教の行うミサを最後まで見てきました。
自分は、宗教が全く違いますので部外者なのですがロシアの方の宗教熱心なのが
かなり見て取れます。
実際、教会の中にいると心が洗われるような気がしました。
この建物は、スターリン時代に破壊されて、プールになってたという話ですが
ソ連崩壊後に１０年ほどの期間を掛けて再建されたそうです。
付いてる時は、付いてますね。たぶん、これも二度と見る事は、無いと思いますが
良い思い出になりました。

　たまたま、教会を出た後にロシアに来てやって止まってるバイクに出会いまして
BMWって食指が沸きませんでしたがやっと撮影。
結構、いい値段したような気がしますけど、大きいバイクは、かなりの機動力で
市内を走っていました。スミマセンバイク記事少なくて・・・

　で、ここで観光は、終了しましてまた地下鉄を乗り継ぎ帰る事にします。

　こんな感じで地下鉄のホームも素晴らしい佇まいをしております。
建築に関して美術的な要素がかなり入っていて、飽きませんね。
近代的なものもいいのですが、このまま、改築せずに残っていて欲しいって思います。

　さらに偶然がまたありまして・・・
記事にしようかどうしようか悩んだのですが・・・

　地下鉄での爆破テロの現場です。
近くに行って、二度と起きないようにと手を合わせてきました。
不謹慎とは、思いましたが撮影してきました。
このような事がさらに起こらない事と無くなられた方達のご冥福を祈ります。

　さらに最後にホテルから見えるこのドームは、モスクワオリンピック会場でして
みなさんの記憶にも残ってると思いますけど、この年、残念ながら日本は、
アメリカと一緒にボイコットいたしました。

モスクワ市内を歩いていると沢山の日本人観光客がおりまして
何年か前の冷戦時代の事が嘘のように思われます。
少しずつ、世界が平和への方向に向かっているような気がします。

　実際は、市内の状態を見ているとこれが本当にロケットを打ち上げた国なのかって
目を疑いたくなる部分がかなりありまして、これからさらに発展していく余地が見受けられます。

　過信しては、不味いと思うけど、日本人が夜に市内を歩いても全然平気でしたし、
是非とも機会のある方は、見に行って欲しいですね。
昭和４０、５０年代の日本の面影がこの街には、残っておりました。

って事で明日の昼には、次の街ペルミに向かいます。