ちょっとだけパワーアップのために検証中。エキパイ

 先日は、排気ポートをやっつけて完全に乗りまくって、さらに先に進もうって
やってますが、少し前のぐでーってしてたのは、何なんだとか思われそうです。
しかし、調子が出て来たらこんなもんでどんどん進んで行くのは、
値が単純なんだろうと理解して下さいね。

 排気ポートをやっつけたら当然、エキパイとの接続部分の確認って事になるのですが
この辺は、スムーシングやってたら総合的に全体の流れを見て、形状を確認するってのは、
当たり前の事なので、当然のごとく、エキパイをガレージに取りに行ったわけです。

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 これがまた汚いエキパイで掃除してやりたい磨きたいってそういう意欲に襲われるわけですが
この辺も少し前までの自分と違うなぁって思いながら、確認作業に入るわけですね。

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 エキパイ接続部の最大開口寸法は、写真の通りで30mm当然エキパイも30㎜に
近い状態でデザインされてるはずです。

 確認してみると当然のごとくでして

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 29㎜って事で誤差1mmでイヤイヤ素晴らしい設計と思いきやよく見るとなんか変・・・・・(;´Д`)
どうも溶接で盛り上がってる箇所があって、たぶんエキパイと手前のリング部分を溶接している
箇所かと思われました。

奥に行くと少しまた広がっているのでへたくそな溶接だなぁって考えたわけです。

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 思いっきりカーボンも固着してますし、掃除して綺麗にしてさっさと取り付けられるように
しないとなぁって思いながら、やっぱりなんか変。

 自分、頭の中で立体にするのがそれほど苦手では、無いんですけどどうも引っかかりましたので
絵に描いて確認してみることにしました。

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 各寸法を確認しながらCADで絵にして確認作業です。
溶接部がいやに大きくこれをギリギリまで削ったら内径は、予測31mmまで開口できます。
そしたら、少しは、パワーアップするはずだろって事でこの溶接部の肉盛りを
削って薄く加工するって作業を始めます。

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 ガリガリと削っていくと、溜飲が下がるって言うかやっと納得出来ました。
この肉盛りなのですが、思いっきりキャタライザーが入っていて、パワーダウンのために
絞り込みを入れているのですね。

 絵に描くとこんな感じ↓

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 メインのパイプとヘッド接続部分の溶接は、そんなに大きいモノじゃありません。
そして35㎜内径のヘッド接続部の部分にさらに絞り込みのリングを入れて溶接してるわけです。
気になったので色々と調べてみましたら、この絞り込みキャタライザー他の車種にも結構入ってるのですね。

 当然、内径を絞ってるわけですから、パワーをダウンさせるのが目的ってのは、わかります。
VFRとそれほど変わらないエンジンのハズですがこういう所でパワーを落としていたわけです。
原付MBXの規制が入った時にこういうのは、一回やってパワー落としてましたけど
それを同じ感じです。

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 穴の奥側にある傷の部分がメインパイプとの溶接部、その手前にこんもりと盛り上がってるのが
キャタライザーです。
話によると輸出用のRVFってのがあるのですが、そいつは、70馬力近い数値を出してたって話が
たまーにネットで出てきまして、たぶん、輸出専用に型を起こしてエンジンを輸出専用で
出すことも無さそうですし、同じラインで一回出来たパーツをこの手の小細工で
国内用と輸出用と分けて出してたって想像もつくわけです。

 さらに見てみるとRVFのフルエキって出てる商品ですがここからさらに先の部分から
接続するモノが発売されていて、当然このヘッド直下のエキパイには、触ってませんので
これを削って、社外のエンドを入れたら、輸出使用に近づけるとか想像できちゃうわけですね。

 と言う事でこいつらは、削って落とすことにしましたがヘッド30mmから、スムーシングで
一気にパイプ内径34mmまで拡大、その差4㎜ですがこれがパワーアップに繋がるのでしょうか?
RVFに関しては、こういう遊びが無かったので、何かなぁっておもしろさに繋がらなかったのですが
少しですが面白みが見えてきました。

 と言う事で明日にでも削ってしまいます。未だにヘッド終わってませんがΣ( ̄□ ̄;)



今更ながらに修正しておきます。
これキャタライザーとか書いてるけどキャタライザーって触媒の事ですね(;´Д`) 
絞りって書けば、正解だったのか今更ながらに恥ずかしいです・・・
言葉を知らない無知って事で笑って下さい。