富山ツーリング最終日

 先日の余りの楽しさに疲れとかそういうものは、全然感じずにこの日も起床。
何にしろ、休みも本日で終わってしまうってのが楽しい時間だっただけに
後ろ髪を引かれる思いで最終日を迎えました。

 せっかく行くのだからって事で色々と予定を立てていたのですが
本日も少し回って帰路につくことにします。

 ホテルセブンセブン高岡ですが設備は、旧態ながらも快適な睡眠を得て
接客も良く、気分良く過ごしました。
自分、今回も当然ですけどバイクで行ったのですが天気予報が雨になってたのもありまして
ホテルのロビーの方が駐車場だとお金も掛かるし濡れるのでホテルの前に停めて下さいって事で
NSRは、ホテルの前の一角に陣取ることになりまして、当然ロビーから丸見えなので
悪戯されるとかそういう心配も無かったです。

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 本日の朝食は、もともとホテルで出るって事でそれを当てに予約を取ったのですが
今回は、高岡名物コロッケバーガーとの事でした。
バンズにコロッケを自分で挟んで好きなだけ食べれるってサービスですが
これもコンビニで買う味気ない弁当やら菓子パンに比べたら天と地の差でした。

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 今回、泊まる宿と食い物には、それほど困らなかったのは、NETで検索して探した甲斐が
あったってもんです。まあ、見ていて一部マナーの悪いお客さんもいたのですが
それにも増して、両日とも快適に過ごせましたのでここ最近のホテル業の頑張り具合が見て取れます。

 ということでホテルのある高岡から、先日の砺波に引き返しました。
これには、色々と理由がありまして、知ってる方も居られると思いますが
砺波は、チューリップで有名な街なんですね。
市の施設にも当然、その関連のものが多くありまして、今回は、季節外れですが
この時期でも冷凍調整して咲いているチューリップを見に行くことにしてたのです。

 で向かった先がチューリップ四季彩館です。

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 主要産業だと思うんだけど思いっきり力が入ってますね。
元々、この砺波には、ゴールデンウィーク辺りにチューリップを見に行こうって
マコさんと話をしていたのですが、大抵の休みは、他に出かけたり、事故に遭って入院してたりって
結局、10年近くほったらかしになってた約束でして、これに関しては、来年行く予定にしてますが
取りあえず下見に行ってみようって事で寄り道する事にしてたのです。

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 中には、こんな感じでしっかりとチューリップが開花してまして
時期的に規模は、仕方ないのですが季節外れのチューリップを見ることが出来ました。
チューリップと言えば、トルコで珍重されてたり、オランダでバブルがあったりと
結構、曰く付きのネタがあるんですけど、そういうネタを遙か昔に書籍で読んだことがあったのが
今回、この施設の資料にて、再認識してきました。結構、話としては、面白いです。

 たとえばオランダのチューリップバブル時に珍重された球根一個の価値ですが↓

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 天秤にサイズを無視して載せられたりしてますけど
球根一個→小麦3000L、ライ麦12000L、雄牛4頭、豚8頭、羊12頭、ワイン2樽、バター160kg、チーズ500kg
ベッド1台、銀カップ1個
ってたぶん、これ文献に載ってた資料だと思うんですけど、これだけの価値があったって話です。
子供が花を書くって行ったら、たぶんこのチューリップが一番多いってくらいのポピュラーな
花なのですが、うんちくを掘り返すと結構面白いです。

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 こんなトルコ時代に珍重された品種のブロンズ像があったり、結構楽しんできました。
また来年行った折に再度、じっくりと見てきます。

 さてさて、これは、マコさんの方の関連ネタだったのですが、今回最後の自分のイベントってのが
ありまして、千里浜、なぎさドライブウェーをバイクで走るって、本日のメインイベントですね。

 なぎさドライブウェーに関しては、15年ほど前に会社の旅行で観光バスで行ったことがありましたけど
これ、自分の足で走りたいってずーっと思ってまして、実際近いのでいつかって思ってたのが
やっと、ここに来て実現出来ました。
 ちなみにブロ友ぶーちゃん(改・それでもどうでもいい日記)にて、行ってきたってネタを見て再燃。
今回の機会にやっと実現となりました。

 なぎさドライブウェーですが国内で唯一海辺を走れる8キロの観光道路でして
ルパン三世のエンディングの不二子が夕日をバックに波打ち際を走るってアレを地で行ける場所なのです
今回は、バイクは、レプリカだし乗ってるのは、野郎でおやぢですし、全然天と地との差くらいに
違うのですが、それでも走りに行きたいって思ってたわけですね。

 以前に観光でこちらの加賀屋に止まって豪遊してって社員旅行の時に観光ガイドの方が
話してましたが最初は、タクシーの運転手さんがこれだけの堅さの砂地ならば、
車でも走れるんじゃないかと試しに走ってみたらこれが快適に走れて、それじゃ観光のネタにしようと
整備して観光有料道路になったとの話です。
現在は、無料で通れますし、観光客の車なんかも結構多く、話のネタに通ることが多そうです。

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 と言う事で山の中を抜けて千里浜到着です。
しっかりと看板が立ってますのでわかりやすいです。

 バイクで入り口に入ってきたのですが入り口付近に停車してる2台のバイクの方に声を掛けられました。

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 関東方面から来られてるそうでトライアンフ乗りとカワサキ乗りのお二方でしたが
どうも、バイク錆びそうだから走るの躊躇してるって事でした。
さすがに自分もその心配があったのですが、まあ、帰ったら洗えば良いやくらいに思ってました。
お二方のバイクは、ぴかぴかでしたので躊躇するのもわかるような気がしましたけど
しばらく、談笑した後に意を決して出発されました。

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 しばらく、撮影した後にこちらも出発です。延々8キロ砂浜を走るわけですが
これがやっぱり予想してたとおり、滑る、安定しない、転けそうって
景色を楽しむって言うより、目の前のドライになって完全に砂になってしまった道を
避けて走るために目の前の道路しか見ていないって始末(;´Д`) 

 少し考えればわかりそうなもんですが、どうも峠でコーナーの先を見てる状態と同じで
目の前の道路状況を分析して、対処の方法を考えて、さらに対処しきれずに滑り始めたリアタイヤ
納めるためにハンドル切ってって、青い顔して走ってました。Σ(^∀^;)

 一回走れば、満足なんだけど、不二子ちゃんも同じように冷や汗タラタラで走ってたのかなぁ。
って思いながら千里浜を去り、帰路に向かいました。

 富山をお昼に出て、切れたロービームのために夜間の走行に慎重を帰してたり
色々ありましたが自宅に着いたのがPM9:00結構、時間を掛けてますね。
帰りは、ほぼノンストップで走ったのですが富山から新潟に向かう道が混んでたために
この辺は、少し考慮しないとです。
白馬から長野を抜けた方が道路が混んでなくて良かったかもって思います。

今回の走行距離は、978.4キロ
ログが取れなかった区間も考えたら大体1000キロくらいになりますね。
いやいや、これだけ長く走ったのは、たぶん初めてです。かなり印象に残る旅になりました。