キャブレターをまとめました。

 本日は、仕事始めって事で仕事場は、半日で終了だったのでさっさと家に帰って
キャブレターをまとめました。すでにキャブレター本体は、2桁に近いくらいの数をバラしてますんで
この辺は、あっという間に終わってしまいました。

 実を言いますとこの次のネタでKR250のエンジンって事になるんですけどガレージの状況が
散々たる状態なので何台か外に出してエンジンを下ろすって作業ができませんで・・・(;´Д`) 
天気が良い日を待たないとって事になるんですけど、これがなかなかで、またブログ更新が
止まってしまったら勘弁して下さい。

 って事で先日到着したKEYSTERのキャブ燃調キットを導入することにします。
来たセットは、こんな具合のモノでして、↓

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 これ一個あれば、キャブレター本体がいかれてない限りほぼ新品と同等に仕上がるんじゃないかって
大盤振る舞いなセットだったりします。ちなみに1セット3000円でして、キャブの本数分2セットを
今回購入しました。

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 中は、大箱の中に小箱で仕分けって具合で後々までパーツ入れとして使えそうで
なんとなく、買って良かったって具合に思ってしまいます。
もっとも、純正部品で注文してもこのセットのうちの半数が廃盤になってますので
購入せざる負えなかったのですけど他社、同等品を単品である程度の数買ったらこれ以上の
値段になってしまうって現実・・・(;´Д`) 

何にしろお得感がいっぱいですね。

 でセット内容は?って事になりますが↓

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 トップガスケット、メインジェットホルダー、アイドリング調整ネジ、ニードル4本


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 メインジェットx6、パイロットx3


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 フロートバルブ、バルブシート、フロートチャンバードレンボルト、Cリング、Oリング 
こんな感じでほぼ全て揃ってますね。って言うか無いものが無いです。

 でチャッチャと入れ替えました。
見てわかりやすいのは、↓こんな部分です。

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 アイドリング調整ネジですけど、形は、全く違います。
オリジナルは、プラスネジ付きのものでしたけど、セットのものは、プラス無しでして
KR250のキャブレターの位置を考えてもドライバーは、使わないって事でセットの
モノに入れ替えてます。

 実は、他車種でもこの辺のネジは、手で回す方が多いんで問題無さそうです。


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 フロートチャンバーのドレンボルトがプラスネジからマイナスネジになってます。
これも固着が少ないのでプラスじゃなくなっても気になりませんのでセットのモノに
入れ替えました。

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 フロート室まわりの重要パーツは、新品になりましたのでこれでオーバーフローは、
気にしなくても良くなりました。
もっとも以前の部品でも圧漏れが無かったので漏れるって事は、無さそうだったのですが
若干フロートバルブに引っかかりがあってフロートの戻りとシンクロしないでワンテンポ遅れて
戻るような感があったので入れ替えてしまいました。
実は、このフロートバルブですが岸田精密工業さんには、AAニードルって言う先端部が
ゴム製のヤツを出してまして、NSR250のニードルが同形状で気分的にそっちの方が
長持ちしそうでいいなぁって思ったのですけどサイトを見ても購入できるのかって
わからない状態でしたので今回は、保留って事にしておきました。
その内に買えるようなら買って入れ替えるつもりです。

 さてさて、こんな具合でキャブレターについては、終わりなのですが
既存のネジがほとんど嘗めてたり錆びてたりでみっともなかったので入れ替えました。

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 トップとフロートチャンバーは、アップセットに入れ替え。

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 本体は、六角穴付きボルトにしてます。これで少しは、見た目良くなりそうな気が・・・
自己満足ですけど(;´Д`) 
んで、これ本体アルミだからどうせならアルマイトとか思ってしまったりって瞬間がありまして
ヨシムラキャブレターもどきって具合に黒にしてしまおうかって誘惑に襲われました。
しかしながらメーカーがやらないから駄目なんだろうなって言い訳してやりませんでした。

 キャブレターのアルマイトに関しては、予備が手に入ったらテストを兼ねてやってみようかと
思ってます。

 ここからは、サービスマニュアルに沿って調整に入ります。

取りあえず今現在できるキャブレターの調整に関しては、アイドリングの調整のみなので
それだけ、さっさとやっちゃいました。

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 マニュアルだとニードルを使えって事になってますが、わざわざ買うのも何だったので
家にあったステンレスパイプを適当にカットして2本線を入れておきます。

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 んで、トップのネジを外して棒を突っ込んで調整ネジで調整してます。
サービスマニュアルに書いてある調整方法ですが慣らし前で1.2mm慣らし後で1.1mmに合わせろって
書いてありまして1/10mmで差が出るって暗に物語ってるってのがかなり正確にやれって事に
なりますのでこの辺、しっかり合わせないとって調整してます。
もともと数値至上主義な所がありますのでやってるのですが目視じゃ0.1mmは、無理なんで
この方法です。

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 最終的にマーキング入れてこれを基準に本体に付けた状態で最終確認するわけですが
一応確認しておきましたがバルブの基準位置は、動き始めから1.5回転させた所になります。
この辺がアイドリング調整の目安になりますので確認して見て下さい。