中国です。その２

　ちょっと遊びほうけてまして、更新が遅くて申し訳ありません。
昨日の続きに行きます。

　中国の以前の映像を見るに付け大抵、北京や上海で自転車が走り回るって映像を見てますので
たぶん、今でもそうなんだろうって印象があったのですがここ最近、中国に行った（3年前くらい）
同僚の話だと今は、車がいっぱいで自転車が走り回るって見れないって言われまして
中国の方々もお金持ちになったのかなぁって思ってたのですが今回、四川省成都に行きまして
ひたすら目を輝かして見てたネタがあります。

　写真ですが普通に成都の交通状況なのですけど、スクーターのようなモノが走ってます。
これ電動スクーターなんですね。
現在、中国では、この電動スクーターが鬼のような数走り回ってまして
自転車代わりにあっちこっちでかなりの数を見かけます。
色々と話を聞いてみましたがむこうでは、この電動スクーター免許が要らない、登録もいらないって
自転車と同じ扱いになっていまして、当然税金もなく日常の足になってるんですね。
道路のレーンが片側3本あると1レーンを電動スクーター、自転車専用にしてガードレールで車が
入って来れないようにガードして使っていました。

　昨今、日本で自転車が流行ってますが自転車のために1レーン作ろうなんて日本の政治家やら
官僚は、一切考えずにいかに国民から金を巻き上げるかって考えてるようですけど
中国は、そうでは無いみたいです。

　この電動スクーター自転車が少し速くなったッてくらいの速度しか出ないそうですけど
見ない所が無いくらいに走ってますのでメーカーも相当販売してるようです。
国内の2輪の状況は、酷いモノですけど、これじゃ国内メーカー売れなくて困るだろうなって
本気で思ってしまいました。ついでに本気で持って帰りたかったんですけど
国内で走らすには、やっぱり法律がついて回りますので公園で少しだけって具合になりますし
現実的じゃないんですよね。

　法的にOKになってもたぶんまた国民から巻き上げるためにさらに現状のバイクの駐車場問題やら
自転車のように法律でがんじがらめにしそうですね。
なんか勢いのある国を見てると国内のギスギスした状態に呆れてしまいます。
あのさぁ、バイクが道路に一台止まっていて、それでどれだけ迷惑になるのかって
そんなん、放置車両じゃなければ、それほど問題にならんだろって思いますけど
これがこれが駐車違反ってキップ切られるわけですから、自分たちのお金を稼ぐ政治をやってるんだなぁって
つくづく思ってしまいます。

　話が脱線してしまってますが、これそれほど高くないって話でした。
スクーターの形をしたやつは、いくらかって値段を聞いてませんけど下のヤツは、3万ほどだそうです。

　今回は、愚痴が多くなってますけど、かたや専用のレーンまで作って環境を確保する国と
日本のように環境を作らずに普通にしてるつもりでも違反にしてお金巻き上げる国との
違いを見て、イヤになってきます。そういえば、車には、それほどでもないけど
バイクが走ったら結構異質な不安感のあるグルービング工法ってのもあるなぁ。
何にしろ、自国の首を絞めるような法律を作ってメーカーを潰してるなぁって感じてしまってます。

　で、こんな具合ですけど2輪を取り巻く状況は、天と地ほどに差がありました。