赤黒KRさらに分解中

 仕事の都合上、会社帰りの1時間ほどしかガレージに電気の無い自分は、KRに触る事が
出来ない状態でして、こりゃミーティングまでに完成って無理じゃね?ってチラホラと
頭のスミを過ぎっている今日この頃ですが、何にしろフレームを抜き出さないと先に進みませんので
本日もガレージで分解作業をしていました。


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 現在は、シートフレーム、チャンバーを取り外してエンジンを下ろすかって位の状態で
これ、手が進んで無いような気がしますけど進んで無かったりします。
なんにしろ、埃が堆積した車体にさわりたくねーって思ったりしながら作業してたり
外しては、磨いて確認してってやってたりしますので遅いのは、当たり前かもしれないです。

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 こっちのフレームは、KR250F3よりもさらに腐食が酷く塗面がアルミ腐食にやられて
ボロボロと剥がれてきたりします。エンジンも似たようなもんで黒の塗装が皮膜ごとベロンって
剥がれる様は、海に遊びに行って日焼けの皮が剥けて来たって位の状態になっています。

 そう言えば、日中若干涼しくなってきたので過ごしやすくていいなぁって思っているのですが
過ごしやすくてもなかなか分解できないのは、まあ自分の怠慢って事になりそうです。

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 エンジン本体も見てみると凄い状態なのですが、これ実は、堆積した埃でして
水洗いすれば、それなりに綺麗な塗面が出て来ますので状態としては、それほど悪くありません。
見た目それほど悪くないのが確認出来ますので中身も大丈夫だと思うのですが
何にしろバラしてみないと何とも言えないのでさらにバラして行きます。

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 一応、排気ポートからピストンを覗いて見た所です。
堆積した埃の状況から考えるとピストン自体は、全然傷もなくこれは、恐らく前オーナーが
きちっとした乗り方してたのかなぁって思える状態です。
この手のバイクは、大抵直キャブにして遊んだりいたずらに理由もなく分解してみたりされて
酷い状態になってたりするモノがあるんですけど、ボルト、ナットにもレンチを掛けた後が無く
大事にされてたのが見て取れます。

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 カーボンが堆積してるくらいで全然問題ないですね。
これ、掃除して組上げれば、それなりに走るエンジンになりそうな気がします。

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 ピストンヘッドもカーボンが溜まってますね。
まあ、2stのピストンなんてこんなモンで当たり前って位の状態なんでこの辺も問題無かったです。
 
 でエンジンをフレームから下ろす都合上Rシリンダを下ろさないと駄目なので
さっさと外してみました。

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 リアシリンダーのピストンが見えたのですけど、大抵リア側は、オイル切れとか落ちで
傷が入ってたりするのですが今回のピストンが全然傷の無い状態でして、先に分解した
KR250F3のピストンの状態よりも数段良い状態で鎮座してました。
これ、本当に揺動傷も無いんですよね。こういうのは、中古車体で珍しいので
当たりエンジンじゃないのかなぁって思ったりしました。
もっとも乗ってないのでどんな状態か検討が付かないってのが本当の所ですけど。

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 って事で外が暗くなってきたのでエンジンを下ろすのは、明日に持ち越しにしました。


 平行して少し前に切り取られて使えない状態になってたリアステップをネットオークションで
手に入れてまして、そっちの再生もやってました。

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 リアステップの可動部ですが錆が見られたので分解して黒染めしようかとやってました。
でも写真の通りでそれほど綺麗に仕上がらなかったんですね。
おそらく表面に残ってた油とか汚れとかが原因なのですけど、黒い状態で仮合わせして確認して
見たのですが、これが全然見た目悪くて、下地出来てるから塗装する事にしました。

 今回は、ラッカーの缶スプレーで簡易塗装です。

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 乾燥に時間が掛かるのが我慢できなかったので今回は、恒温乾燥機で乾燥してます。
ウレタンならかなり重要なのですけど、今回は、ラッカーなので本当に乾燥だけのために
使ってます。
設定は、100度でやったんですけど、これが若干失敗してまして・・・(;´Д`) 

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 表面に空気が出て来てます。100度だと少し熱すぎたみたいです。
ちなみにこの部品、他車種にも使用されてますので部品が出るので新しいのを買った方が
利口だったかも知れません。今回は、様子見の練習って事でやってみたのですが
光沢出てる所は、それなりですし硬度も結構堅く仕上がってるのでこれは、これで使えそうです。

 って事で思ったほど進んでおりませんがこんな状態で現状進んでいます。