リンク周りの仮組み

 先日、リンク周りを分解した時の事なのですが一番端のフレームと
接する部分の片側にワッシャーが入っていました。


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この写真の左側のガードって部品名の中ですね。
開けてみるとこんな感じです。


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 幅が3mmほどのワッシャーが一枚左側のみに入ってました。
この部分、スイングアームの動きの調整が細かく指示してあってクリアランスが
0.3mm~0.7mmって細かい指定が有りました。
マニュアルをしっかり確認してクリアランス調整値を再度確認すると
どうもこの位置にシムが入る指定になってます。

純正部品で指定されてるのは、0.3mmのシムで入ってたのは、3mmのワッシャー
マニュアルの指示をどうやってもクリア出来なかったので純正シムを買いました。


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んで、比べてみると全く別物が入ってたってオチでこのDTですがリンク周りは
分解された気配が有りましたけど分解した時にこのシムを無くしたようで
ワッシャーで良いだろって全く別のものを入れたらしいです。
ワッシャー入れた事でスイングアームにガタが出てさらに全幅が3mm増えてるんで
辻褄合わない状態になってたんじゃ無いかと思います。
持ち主は、オーナーなので別に何やっても良いんだけど乗りにくくして
どうすんのかなぁってこうなるとメンテでもなくぶち壊してるだけじゃないって
心配もしてしまいました。

って事でその辺クリアーしてリンクの仮組み。


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ここまでばらせば、変なのも見えるって話なのですがこの状態ではしっかりと動いてくれてます。
ベアリング支持じゃ無いのでどんなもんかと思ってましたけどガタも一切無く
気持ち良く動いてくれますので問題無さそうです。


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んで、サスも乗っけました。新品じゃありませんが減衰圧も抜けてないようなので
たぶん、普通に乗れると思います。
実際にタイヤを付けてエンジンを載せないと荷重がかかった状態はわからないんですけど
掃除したんで良さそうに見えますねぇ。やっとこれでスタートに立ったって感じがします。