水に浸かってる。





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先日、ベアリングプーラーが到着したので早速、エンジンの分解に掛かりました


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M19xP1.0ってこんなピッチのプーラーなんて国内じゃ見当たらないので
結局、新規でセット購入です。
工具も結構な出費になるんでなるべく流用、転用とかって考えるのですが
上手くいかないですね。
結局、専用品買うのが早いんでその手のツールは、考えないで買ってしまいます。
この先、どれだけ使うかって言われたら二度と使わないかもって思いますけど
必要なので手に入れないといけません。

外国産のバイクだとこういう国内の基本仕様とは、異なるモノを使ってるんで
工具がどんどん増えていきます。
買ったけど一回しか使ってないってモノも多いのでもったい無いですねぇ。
いっそ、無理やりにでも受けてくれるバイク屋探してやってもらったほうが
トータルは安いかもしれません。


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開けてみましたが状態良さそうに見えたAM6エンジンが先回のDTより酷くて
愕然としました。
フライホイールの裏側がサビでひどい状態です。
以前にセルモーターにサビが回っている記事を上げましたけど、どうも中に
水が溜まっていたようでボロボロです。

エンジンが掛かるのは確認しているのですが信頼性考えると入れ替えが無難です。
部品は、社外、純正品共に手に入るのですが結構な値段するので
購入は、先送りにしておきます。
元が外車なので部品も値がはるのですがここまでやられてると相応の値段が掛かりますね。
かなり気が重いです。


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フロントスプロケがサビで張り付いて抜けません。
結局ハンマーでガンガン叩きましたけど外に出ている部品は、こんな状態なので
余り良いとは言えませんね。
サビを落とせばそのまま使えますので良いのですが相当に放置してたんですかねぇ。

ギアセレクターのシャフトもサビで変形結局叩き出しています。
バラバラにするのに時間だけは掛かりますので鬱入りそうです。
無理に叩き出したり外したりってその部品に変形が入ってるって事ですので
その度にどうするか考えるのですが部品購入するほうが早そうな気がします。

てか、こんな手間が無いバイクの方が良いような気もしてきます。



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クランクベアリングですが見た目問題無いのですが一部乳化したオイルが見られます。
ギアオイルを抜いた時にもそんな感じのオイルが出てきてたのですがクランク室に
水が溜まってたみたいです。
ヤマハのバイクって水が入りやすいのかってDTも似たような状況だったので
考えてしまうのですが多分、保管が不味かったんだろうって事にしておきます。


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クランクシールの裏側も完全に乳化してるみたいです。
ベアリングは、総取っ替えなので気にはしないのですが
これで走行してたらすぐ走らなくなりそうですねぇ。


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一見、クランクも普通に良さそうに見えますけどコネクティングロッドの下側にサビが浮いています。

kどうもここまで水が入ってたようです。
ギア側には辛うじて少量で済んでるので良かったですけど実働状態で売ってた車体としては、
余りにも状態が悪いように思いますね。


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駄目押しにコイルのベースプレートの固定ネジが破損して上の2個の頭を飛ばしました。
窪みになってますが現在はドリル入れて開口してタップを立て直してあります。

取り敢えずバラバラにしたのですがこの先を考えると少し気が重いです。