宴の始末の尻拭いする。

前回やらかしてますって話の続きです。
未だ進行中ですので解決したってわけでは無いのですけど

朝起きたら腰痛いなぁとか思って仕事に行ったら本格的にぎっくり腰出ちゃったので家で寝込んでました。
落ち着いたのがこの時間、腰を据えてが痛い腰を我慢してって具合なので身体は正直だなぁと感じながら、明日も寝て過ごさないとだなって困っております。


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先ず一箇所目、フロントフェンダーのボルト最後の一本が完全に固着。
頭の六角穴が腐りきってレンチ掛からずって奴ですね。
マラグーティのドラゴン手に入れてから殆どこれとの戦いで手からバイスグリップとハゼットのレンチ、BPのドライバーは、手放せません。
これでダメなら諦めて下さいって書かれるほどツールとしては、強力なメンツなのですが
ハナっから腐ってたらどうしょうもありませんね。

さっさと諦めてドリルで頭を飛ばします。


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当然の如くボルト本体残るんですがこいつもさらにドリルで落としました。
ちなみにM6なので4.8のドリルで穴開けてしまいます。
この辺は、新規でも使うんで普通に常備してまして、使用頻度は、高いです。


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最後にタップ入れてネジ切ります。


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こんな感じで山だけ外れて来ます。
これは、上手くいった例で大抵は、こんなに都合よく行きません。
フェンダーのボルトだけで済めば良かったのですがさらにフロントのブレーキディスクもやられてました。


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わかりにくいですがこいつも頭飛ばして抜き取ります。


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こんなのも常備してますのでせっかくだから使います。
エキストラクターって奴ですね。


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逆ネジになってるんでセンターに穴開けて時計と反対方向に回していくと
残ったボルトがくっ付いて抜けて来ます。
ディスクのボルト7本のうち、5本は、これで救出しました。
7本全部ダメなんで素材の質がダメなんでしょう。 
もっとも、保存環境にも寄りますけどガレージ用意しないで外車買うなんて暴挙は、やらない様に気をつけたいです。

この作業の後に外れなかったボルト一本をドリルで付いてタップ切ったのですが
ここでやってしまいました。


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最悪のパターンタップ折れですね。
貫通穴ならいざ知らず止め穴でやったんでシャレになって無いです。
さらにブレーキなので何とかしないとフロントホイールがお釈迦なんで何とかします。


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使うのはこいつ、超硬のエンドミルを使い倒した跡の奴を先端ドリル加工したものです。
タップ本体がハイスなので相当に硬いのですがその硬さより硬く削り込めるツールって言ったら
超硬しか無いのですけど、これ落としただけで割れちゃうんで時間をかけて慎重に削ります。


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穴開けるっていうよりホント削るって表現が合ってますね。
さらにこの前に超硬のドリルもこの穴で割ってますので状態は酷いです。
ボルトの有効長さが20mm取れれば、よいのでそこまで彫り込みました。
ハイスと超硬ドリルの折れた奴とエンドミルドリルでホコタテやってる様なもんです。


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こんな感じで、刃先はボロボロになりますけど何とか彫り込みました。
この先は、さらに穴の先まで22mmほどなので残り10mmほどタップが残ってるのですが無理しないことにして止めておきました。
ボルト20mm入れば良いですし。

いよいよなら超硬エンドミルの平研ぎでガンガン当てて割っていくんですけど、失敗したら目も当てられないですし。


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リコイル打って終了にしました。
これでディスクつきますけどやな予感がしたらホイール入れ替えですね。
そっちの方が健全な気もしますけど今回は、既存部品活かす方向で行きます。
ドラゴンのホイールなんて市場に出て来ないので海外発注になるんだけど、相当に根が張るからなぁ。