AM6を、組み立てる。

先週の頭にぎっくり腰を出してしまい、この一週間寝込んでいたのですが
もともと、メンタルが弱いのもあってストレスが溜まると腰に来るって状況でして
車の無理な運転とか、バイクもそうですがビクビクしながら乗ってると、
出そうになるんであまり良いもんでもありません。

ここ最近、バタバタしてたのもあって、良い休憩にはなったなぁと思うのですが
止まっていても何も解決していないので、やっぱり動かないといけないわけです。
何にしろ、ドラコンにしろ、他の事にしろ、なかなか上手い事行かないのは困ったもんでして。
取り敢えず手を動かせば先に進みますので何も考えないで過ごしてました。



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件のドラコンは、ベアリングも到着致しましたのでさっさとギア組んで様子見してました。
ガタが有りましたのでシムワッシャー入れて各部調整しています。
もともと、このミナレリヤマハのAM6が各ギアやら何やらにワッシャー入れろと指示が
有りますので入れていますけど、ホンダなんかだと調整シム何て無しで組めますので
その辺が設計者の腕の凄さを感じられます。
こう言うのは、逃げを作って現物で調整って結構な機械でやると思うのですが
調整しろ一切無し、組んだら完成ってNSR辺りは、驚愕に値しますね。
現状のバイクもそんな感じなんでしょうね。



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でクランクの逃げをフライス加工して置いたので無問題で挿入出来ました。
MXS GP90のキモは、やっぱりこのクランクですので気合い入れてやったのですが
意外に逃げが多く、説明書通りの加工やらないで小さく仕上げたかったのが正直な所です。
シリンダーの出来がそれなりなのですがそれでも最新なのでもう一台納得いく形で組みたいのが
正直な所でして、機会があれば、デルビかアプリリアRS50辺りでやりたいですね。
もっとも、両車両共に結構な値段しますので当分は無理だと思います。

さりげなく見えるクランクのレーザー刻印が良いなぁと思うのですが閉めたら
見る事が出来ない所が残念ですね。

部品如きの加工に手間入れてるのは、凄いと思うけど、見せる所間違えてないかとか
ツッコミを入れたくなるのは、自分だけじゃ無いような気もします。


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クラッチは、当たり面積が大きくなってるレーシング仕様の奴を入れましたけど
今更ながらにカーボンの方を試して見たかったってのがあって、予算出来たら
今後考える事にしようと思います。
もっとも街乗りレベルでの常用使用なのでそんなに気合い入れてお金掛けることも
必要無いんですけど後でバラすのが面倒臭いって一点で良い部品入れておけばよかったって
後で後悔しそうなので、どうも購入当初の思慮が足りなかったです。
値段が倍以上変わるんで仕方ないですけど。


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で、やってる事は、DT辺りと変わらないのでさっさと締めてしまいました。
取り敢えず腰下は、終わりましたけど、普通に乗ろうとしたら、
それほど問題無い状態だったので上物車体ではあったと思います。
ポンプのサビとか、ボルト落ちなんかは、想定内ですので
無視してます。
今回、一台組み立てるのにボルト一台分新規で入れてるので気になってません。
ちなみにボルトは、国内製の黒ユニクロメッキ、クロクロメートで合わせました。
さすがに純正ボルトは、使う気になりませんでしたので却下しています。


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説明書で指示が有りましたのでスキッシュエリアのサイズの確認にハンダ突っ込んで
潰して確認しています。
指示では0.55mmにしろって事で素組み実測で0.6mmその差は、+0.05って状況でして
今回は、シム無し調整無しでそのままにして置きました。
ちなみにこのセットには、調整用のシム板まで付属してるんですが
残念な事に0.05の調整に関しては、0.1mmのシム板まで削るか、0.05mmのシム板作らんとなので
無視する事にしてます。
そのうち、0.05mmのシム板が手に入ったら考える事にします。
今回は、方向の確認に組んでるんで後々、再調整は必要になりそうですけど
常用には、これで十分なのですっ飛ばしました。



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こんな感じで0.6mmになってますけど、組む人間が何も考えないで組めるって
相当に加工精度も高いんですね。
なかなかこう言うのは、中華製とかでは、行かないように思います。
現状の他国生産のバイクがどんな精度で組んでるのか気になりますけど、
恐らくこんな測定やってたら不良率上がって商品にならんだろうから
無視されてるのは想像できますけど、どんなもんでしょう。


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って事で一回バラして本組みしました。
仮組み時と何の変わりもなく組み立ててます。
どうせならレーシング仕様のヘッド入れたかったのですけど
今回は、チャンバーに若干の絞りの入っているレオビンス入れるんで
あまりきっちりとはやってません。チャンバーの入り口がMXSでの想定が35mmに対して
レオビンスが25mmなのでレオビンスチャンバーの入り口の溶接改造が出来そうな所が
見つかったら、この辺も再度調整するつもりです。


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で、エンジン完成しました。
さっさとフレームに乗っけたいんですけど、このフレームが鉄製フレームで
各所サビが浮いてるんでその辺を何とかしないと載せられません。
全塗装したいのですがドラコンのフレームは、つや消しの黒って仕様でして
自前で綺麗に塗るのが難しいので業者で粉体かとか算段してますけど、
もうしばらく考慮する事にしてます。

正直、原付に掛ける金額じゃ無いくらい掛かってるので内心、何だなとか浮かびますが
自分で納得して組んだバイクに乗るって現状の理想ですので満足度は高いですね。