NIBBI製PWKの何がダメなのか。

って事で昨日の続きです。
ダメな原因がわからないと諦めもつかないので
検証がてら各所をチェックしました。

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左がNIBBI PWK28で右がケイヒン製PWK28です。
NIBBI製のフランジ肉厚が厚いのは、内径を変えるための肉厚ですね。
穴を広げるとφ34辺りまで内径を広げることが出来るのでこういう設計らしいです。
オイルニップルは、カワサキ製の純正打ち込んでるんで違いじゃありません。
形は全く同じでよく出来てるなってのが正直な所です。
このバルブを入れて閉まってるフランジに口を当てて息を吸い込むとNIBBIは、
空気が入ってくるのに対してPWKは、入って来ません。
つまり、バルブ周辺から漏れがあって2次エアーを吸い込んでいるわけです。
アイドリング安定しないとか、回転数が下がらないとかは、これが原因ぽいんで
バルブ周辺を計測してみました。

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違ってたのはバルブの幅でNIBBIは、29.5mm


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ケイヒン製は30mm
その差は、0.5mmですがそこからエアーが漏れて来てる様です。
ちなみにケイヒン製バルブをNIBBIに入れるとNIBBIのボディでも機密性が出ますので
単純にバルブだけがダメってわかりやすいです。
KN辺りで補修バルブ売ってますがそれは、どうなのかと気になります。
ちなみにケイヒン製バルブが8000円位なのでまともなヤツ買った方が
利口な気がします。