クランク、クランク

って事で本日は、フライホイールプーラーを持ってきましたのでさらにバラバラにします。

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改めて考えてみると必要に迫られプーラーとか買って持ってるけど
初めて触るときは、こんなの無かったんでどうやって外すんだって悩んだなぁって
道具無ければ何も出来ないんで敷居は高いよなぁって思います。

エンジンバラすって覚悟が要りますがそのための道具買うってのも同じくらい
覚悟いりますね。次に使う可能性あるかって言われたら普通無いんで
バイク屋持っていく方が健全かもしれないです。

このDTの場合は、部品出無いし匙投げられてるんで思い入れでも無いと粗大ゴミですね。
中には、自分みたいに面白がってバラバラにする人もいるかもしれんけど。


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フライホイール外すとコイル出てきます。
綺麗なもんで全く問題無いですね。壊れる所でも無いのですが変に弄られて無いのでかなり楽です。


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いらんもん取っ払ったらクランクケースを割りに掛かります。
ギアルーム絡んでるんでスプロケのシャフト叩きながら徐々に外します。


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ちなみにひっくり返したり回したりしてるとダラダラとサビだか泥だか変な液体出てきます。
液体の元は、先日クランク回すためにいれたオイルなのですが、それにしても凄まじい色の
液体が出てきますね。
こんなの見ちゃったら割らずにはいられないって具合ですけど
状況考えるとクランク室内に水が入って放置って思いっきりわかりますね。
バイク屋さんに持ってったら新しいの勧められるだろうなぁ。修理代で
一台中古買えそうに思います。車体が希少な34Xだからもったい無いですけどねぇ。


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んで、割ったわけですが中はこんなん。
右はクランクにベアリングくっついて来るんでカーボンが溜まりきった普通のクランク室。
劣化も腐食も無いんで綺麗なもんです。


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反対は、こんな感じ。オイル入れてたのでそれほど酷くも無いです。


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最後にクランクから腐ったベアリング外して終了です。
実は、すぐにクランクの洗浄とサビ取りに掛かったのでクランクの写真撮るの忘れてしまいました。
作動油漬けにして磨き倒して使える状態になってます。
その辺は、組み立てるときにでも写真出します。
腐食入ってアバタ出てますけど、普通に使えるので問題は無さそうです。


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結局、クランクが回らなかった原因はこのベアリングでして、砂噛んでゴリゴリ言うし
倒して水没でもしたんですかね。
さすがに丈夫なDTでもこれじゃちょっと割らないと走れない状況でした。
こっから、ケースやら何やら磨きに入ります。
さすがに油汚れ、泥汚れって結構、ひどい状況なのでちょっと時間かかりそうです。
ベアリング乗っけたままなので手作業で掃除するんですが暫し時間下さい。