クランクケースの中身

このDTの新車時の販売年ですが1987年だそうです。
30年くらい経ってるって事ですね。ウチにあるHBガンマ辺りと年代が重なります。
実際は、オフローダーなんでかなり酷使されてるんだろうなぁって思っておりましたが
見てると色々入れ替えないとなぁって所がチラホラ見られます。


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ケース内なんてぱっと見綺麗だったんでクランクベアリング交換すれば良いだろ位の印象でした。
しかしながら、オイルシールはやっぱりダメでしてゴム部品の宿命ですが完全に劣化してボロボロでした。


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先回辺りに写真には出しましたけど完全に硬化して触るだけでボロボロ、交換しなけりゃオイルが
漏れてしまうのでここは、交換します。
クランクのオイルシールは、他でも使ってるんだと思いますが左右共に新品が出ました。
ホンダさんは、結構車種専用とか使ってますけどヤマハは、そんなに無いらしくて
ほぼ汎用部品で行けると踏んでましたけど純正出ればそれを使うに越した事は無いので
さっさと注文しておきました。

ちなみにエンジンバラすに当たってガスケット関連の自作も考えていたのですが
ヤフオクで海外製のリプロ品セットを出してくれている方がいたのでさっさとこちらも購入。
ほぼ、新品でエンジン組める事が出来そうです。


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エンジン内はどうもオイル交換頻度が低かったようでスラッジがかなり出ていました。
これ、汚れだけで済んでれば良かったのですけど、ベアリングまで逝っててケース内の
ベアリングは、全部ゴミを噛むような状況です。
結局、ベアリングも総取っ替えって事になります。もっともこちらも汎用品使ってるので
出費も少なく抑えられてます。ベアリング本体に焼きが入って色が変わってるので
重症まではいかないけど、エンジン唸ってたんじゃ無いですかねぇ。


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スクーターとかでクランクベアリングやられてガラガラ異音出てるようなのがあるらしいけどほぼ、同じような状況ではありました。さすがに丈夫なエンジンでも日頃のメンテは重要って事みたいです。
外装やら足回りに関しては、近所のショップでもやってくれそうなので元オーナーのとっちゃんさんに
お任せしますけど、ある程度のメンテは必要そうです。サス周りなんてバラしてグリスアップしないと
エンジンの状態から察するとギコギコ音出るんじゃ無いかと思います。
って事で補修部品が来るまでひたすら掃除だな。