シリンダーを補修しよう。

 少し忙しくなって止まるとそのまま止まってしまいますので
適度に時間のある今のうちのさっさとシリンダーを触る事にしました。
今回のDTのシリンダーは、内部に水が入って錆びてましたけど
軽くホーニングすれば行けるだろって事でエンジンの腰下を先日まで触ってました。

で腰下も程よくバラバラになりましたので今度は上に行ったわけです。
まとめる時は一気に止めないで仕上げたいのでこっちも触って置きます。


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ホーニングブラシでガラガラと削ります。あんまり削ると首振り起きるんで
なるべく削らない様に測定して54.9とか数値書いてありますね。


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こんな感じになりました。
測定しても54.9の数値は、変わっていませんので殆ど触った位で終わりました。
使用していた時の縦傷が若干残って居ますけど触っても気にならない位です。
この位なら何とか使えると思います。
被害がデカかったらスリープの入れ替えも考えて居たのですがそこまで被害が大きく無かったので
そのまま、使う事にしています。

ついでなので表面の落ちきってしまった黒い塗装もやってしまいます。


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表面の塗装は、落ちてしまって若干残ってる状態。腐食も若干見られます。


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さっさと下地を作るのにブラスト掛けました。
カーボンやら油やら色々と汚かったですけど取り敢えず触れる程度に削って
洗浄掛けます。


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今回は、ガンコートのステインブラックで仕上げてストーブで焼いてます。
180度で1時間だったかな。
乾燥後に塗膜落とすには、ブラストじゃ無いと落ちませんので相当に強い皮膜になります。
KRでも使いましたが未だに落ちてませんです。
値段は、1リッター8000円ってべらぼうに高いんですけど今後の安心感が違うんで
やっぱりエンジンは、ガンコートを使用する事にしました。
しかし、腰下は、塗装無しのアルミ地肌でシリンダーだけ黒い仕様なんですが
オフローダーだから腰下の剥離嫌ってこんな仕様なんですかねぇ。
いっそ、全部黒にしたら見た目良さそうな気もしますがガンコート高いんで
純正と同じに仕上げました。この進み方だと週末には、エンジン組めそうな感じです。