リアシャフト2日目

 今日も先日、取れねー動かねーと悩みに悩んでギブアップしたリアシャフト外しです。
先日CRCをたっぷり半分ほど吹き付けて明日は、何とかと丸一日放置しまして
本日は、当然のごとく会社にいって考えておりました。当然外し方です。

 うちの会社は、機械屋ですので当然その道の人達がいっぱい居る訳です。
って事で色々と外し方を聞いてみました。

○スイングアームごと外して入れ替える・・・

ブログネタとして面白くありませんし
タイヤホイールやらキャリバーやらも捨てないとなので出費がかさんでしまい
お金が掛かりすぎて困ってしまうので却下

○スイングアーム自体が片側から叩いてもフロート状態なので左右固定して叩く。

これは、いよいよ駄目ならやってみようと思います。

○バイク自体を捨てて新しいのを買う

いや~(;´Д`) とても新しいのは、買えません。取りあえずここまでにちっとは、お金が
掛かってますし・・・・・

○諦めてそのまま放置

タイヤホイール抜けないとタイヤさえも変えられないのですが・・

他にも色々と出たのですがそんな感じであまり参考になりません。
まあ、扱ってる機械の種類が違いますのでこんなもんかもしれませんです。(,,゚Д゚)∩ハイッ!!

 んでもって実は、家の会社には、プレス機がありまして、それも結構トン数が掛かるヤツが
ドンと置いてありまして、いよいよ駄目ならそれ使うかと思いながら家に帰ってきた訳です。

って事でちっとは、CRCのおかげで動くようになってるかなとシャフトのボルト側にレンチを懸けて
いーあーさーと動かしてみました。

 全然動きません。昨日の状態と全く変わりませんね。
んじゃどうするかって事で先日のコメントでK@ZUさんが書かれておりました
バーナーで炙ってみるって方法を試してみるかとやってみました。
K@ZUさんありがとう~
ちと懸念点がありましてスイングアームのアルミとシャフトの鉄での膨張率の違いがありまして
内側の鉄のシャフトに熱を掛けてアルミ側の膨張率が小さいとさらに動かなくなる可能性が
ありそうな気がしましたので一応検索してアルミの方が膨張率がデカイので両方に同じ温度が掛かると
アルミの方が広がるって事になるのででこれなら何とか大丈夫だろと会社での仕業中に検索してた訳です。

会社で仕業中にこんなん出来るってのは、なんてすばらしい会社だとつくづく思います。
その内仕事にも生かせると思いますのでその辺は、勘弁して下さい。

イメージ 1

 さてさて、家にあったハンディトーチを使ってガンガン炙ります。
本当なら赤くなって錆が焼けるまで炙らないと駄目なのですがこいつじゃちょっと役不足でして
そこまでの温度は、上がりません。
それは、それでしょうがないと触って温度を確かめながら炙って適度の所でレンチで回してみます。
しかしあんまり変わりません。

んじゃ、シャフトを叩いてみようとガツンガツン叩きます。

 (;´Д`) うごかねー

んじゃちっと回してCRC吹き付けて、また炙って回してって繰り返していたら
シャフトが徐々に回り始めました。

 おー少しは、動くようになってきたからこの繰り返したら行けるかもと思いまして
炙る→回す→叩く→CRCと延々繰り返していると


イメージ 2

おおー抜けたぞ~ヽ(´ー`)ノ
そのまま貫通ドライバー当ててガンガン叩き出しました。

って事で2日目にして何とか抜けた訳です。


イメージ 3

 当然抜けたので次の対策を考えないと駄目な訳でじっくり観察してみましたが
鉄のシャフトは、まったく錆びてないんですね。
今回の原因は、リアのチェーンアジャスターのブロックがスイングアーム内に入っているのですが
そいつがアルミ製でそちらの腐食によって押さえ込まれていたみたいです。

 通常定期的にタイヤ交換なりのメンテを行っていましたらグリスアップもしますので
ここまで酷くなってないですね。
やっぱり乗りっぱなしじゃなくて定期的にメンテやらなければ、ならないなぁって思いました。

 今回のでチェーンアジャスターのアジャストボルトが曲がってしまいましたが
被害がそれだけで助かりました。
リア丸々交換だとそれなりに出費がありますからねぇ。

 さてさて、明日は、スイングアーム取り外しに掛かれるぞ。