さらに動かないジョルノの話

 うちの通勤快速として働いてくれているジョルノなのですが安定して、

走っていたと思った矢先の先日、通勤の途中でぶふぷとか言いながらエンジンが

止まってしまいました。

前にもあった吹き抜けの現象に似ていたのでまたかと思いながら、

その場に仮置きして、いったん会社へ。

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「なんで、置いていくんだ!?」って寂しそうにこちらを見ていますが、動かないのは仕方ないって…

会社で仕事の合間に善後策を考えます。

 

春先から全然点検もしないで乗っていたので止まっても仕方ないですね。

色々、算段して夕方に会社のワゴンで引き上げました。

これでうちには、稼働可能なバイクが無くなってしまったので

生活にかなりの不便が予測されることになります。

もっとも、巷のコロナ騒ぎにかこつけて、自粛、自粛って言いながら引き篭もっておりますので

他の方々のようにツーリングだとかミーティングだとかって全く出ていないし、通常の生活ってことになりますが

それでもノーマルで安定して走る新しいバイク欲しいなとか思いましたが

ガレージには、すでに置き切れないほどの故障したバイクがありますので

その辺は、いかんし難いです。置く場所が無いって理由は、大きいですね。

買えないので直します。

 

家に持ち帰って原因はサクッと判明。

 

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わかりにくいですが赤丸の部分、キャブレターのマニホールドインシュレーターに接続されている

オイルラインの途中が擦れて穴が空いてます。

周りにオイル吹き出してますのでこれが原因でシリンダーにオイル送れなくなったのですね。

んで、肝心のピストンは、写真のようになっております。

 

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真ん中に大穴空いてます。間違えても軽量化とかを狙ったんじゃありません。

しかし原付と言っても凄い破壊力ですね。

先回は、空冷ファンの脱落で同じ様に吹き抜けたのですがまた同じ事やってるのが笑えます。

あと何回吹き抜けるのでしょう。

 

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クランク廻りは粉塵のようになったアルミが散らばっております。

多分、内部では、ライブ会場のマグネシウム火花のように綺麗に吹き出したんだろうなぁ。

見て見たいような気もしますけどその度に直すのも嫌なので今回で終わりにして欲しいです。

それならメンテしろって話になりますね。

 

ピストンは、注文しましたので入れ替えれば終わりなのですけど、その前の

掃除が厄介です。ケース開けないで吹き出しで終わると良いなぁとか考えてます。

今回は、ピストン交換、シリンダーのホーニング、クランク室の掃除がメニューですね。

休みになったら掛かることにします。

壊れたバイクは、さっさと捨てて新しいのを買うのが健全な気もしますけどバイク可愛そうだしねぇ。

直してもう少し頑張って貰います。