犯人は、おまえかぁぁぁぁぁ(;´Д`)

 ここ何日か、アレだこれだって散々悩んで本日無事に解決致しました。
事の成り行きを気にして見ていた方々や参考になる意見を書き込んで戴いたみなさま
どうもありがとうございました。

 説明は、これから書きますがこれも恐らくは、しっかりと切り分けが出来なかった自分に
責任があるって言わざる負えない心境です。

 本日の朝のことですがもう考え込んで寝るに寝れず朝一でミックさんにメール致しました。
すぐに折り返しの電話を戴き、考え込んだ末の結論をネタにディスカッションです。

 結局の所、プライマリーギアしか残りは、無いなって書いておきながら
ここまで伸ばしに延ばして作業をしなかったのは、腑に落ちない点がぬぐい去れなかったんですね。

 たかだかクランクシャフト同調のためのギアでエンジンが掛からなくなるの?って
その一点。

 現象として片排ってあるじゃないですか、250ccエンジンが片側一気筒死んじゃって
125ccで廻ってる現象ね。

 そういうのが有るのに一切エンジンが掛からないってあり得ないだろって
その考えがクランクを割るのを躊躇う原因だったんですね。

他の部品ほぼ触ってるから、もうそれしか残ってなかったってのも思い込みの一因です。
バラすしかないなぁって思ってましたけどやっぱり片排でもエンジンが掛かって
走れるバイクが有るって現実がチラホラしてたわけです。

 まあ、そういう内容でミックさんと話したわけです。

結論、プライマリーギアでエンジン始動不良なんてあり得ないよねって意見が合いました。

じゃあ、何が原因ってことになるんですけど、前回書きましたけど残りの20%のキャブレター
これが原因でした。

 もちろんミックさんもたぶんキャブレターじゃないですかって同意見。
この辺、さすがにKRを常用してる方の意見です。しっかり当たりです。
 
 ブログじゃネタにしてなかったので材料として出せなかった部分残したのは、
真剣に回答して戴いた方に申し訳ないのですけどノーマルのキャブレターとは、
ちょっと違ってたんですね。

 違ってたのが↓これ

イメージ 1

 ニードルホルダーって言われてるヤツです。
キャブレターのニードルの下側に付いている受けの部分ですね。
左がノーマル、右がKR250F3に入ってたヤツです。

ちなみに右のホルダーエマルジョンホルダーって名前だと思うのですけど
NSRなんかにも似たようなヤツが入ってまして、これニードルが入る穴のまわりに
ガソリンの溜が有りまして、そこで空気とガソリンを混ぜて混合率を高めるってヤツです。
これが有ると霧化が良くなり着火製が良くなるってそういう代物らしいです。

 実は、つい先々日までこれの存在がわからなくて、気がついた時には、すでに先回の記事は、
書き終わってまして、なんか違う所は、ないのかぁってキャブレターをバラバラにして
発見したわけです。

 この部品F3マニュアルには、もちろん設定が無くて自分もこんなの存在しりませんし
すでに赤黒KRのキャブレターは、メンテ済みになってましたのでそのまま使ってしまい、
F3のキャブレターをノーマルだと思っておりましたのでノーチェックって状態でした。

 さらにKRに関しては、不具合の切り分けがかなり難しく、壊れやすいCDIとか
同調を狂わすプライマリーギア、さらに設定の見えないキャブレターって
見えない部分が3つ合って切り分けられなかった訳ですね。

CDIは、壊れやすい上に2個乗ってますのでたまたま、片方壊れてるやつを使ったら
調子が悪くなったり。プライマリーギアが原因で始動不能になるってKROGの記事やら
セッティングの見えてないキャブレターが交互に現象を出してたってそんな感じでした。

最終的にミックさんとの今朝方のディスカッションでキャブレターをF3に乗ってたままの
ノーマルで使ってみれば、解決するだろって方針で他を切り捨てて施工してキックしたら
一発でエンジン掛かってしまったってホントにあっけなくキック一発でした。

キャブレターは、ノーマルだろうって自分の思い込みとKRのメンテのしにくさが
原因を見えなくしてたって言えそうな気がします。
なんにしろ、プライマリーギアばらさないで良かったなぁってのが正直な所。
ほぼ、プライマリだろって思い込んでましたからね。
そこまでわかりにくい状況だったと理解して戴けるとたすかります。



イメージ 2

 考えて見れば、簡単な事なんですけど、取りあえず今日は、エンジン掛かったので
4日当日は、KRで向かいますって宣言しておきます。
実は、もう少し作業がありますけど、後は、まとめなので問題にならない程度の仕事ですし
問題は、明日になったらKRのエンジン掛かるかなぁってその点ですね。Σ(^∀^;)

 と言う事でみなさまどうもありがとうございました。