腰上分解確認

　もともと、購入したHBガンマは、エンジンは、新しいのを買った方がいいと
出品者様に言われておりまして、まあ、それなりだろって予測しておりました。
火を入れて回してみるとカチカチ音がしますし、ちとそのまま使えないなと思いましたので
エンジンは、何とかしないと駄目ってわかっておりまして、
実の所、現実を見るのがイヤでしたのでここまで延び延びになってしまいました。

　当のエンジンですがチャンバーを外して確認した所、縦傷が入っておりましたので
抱きつきしたのは、確実だったのでシリンダー、ピストンの購入もしくは、
状態のいい中古エンジンの購入は、しないと駄目みたいです。

　で、それでも再生は、出来ないかと意を決して開いた訳ですね。

ヘッド周りは、スタッドボルトが錆びてるくらいでまったく問題が有りませんでした。
スタッドボルトは、磨くなり純正を購入するなり方法は、ありそうなので
まったく問題は、無さそうです。
それにしてもスタッドの穴からかなりの錆が出て来ましたので、なるべくなら
新しいボルトに交換したい所です。部品が出れば、いいのですが
今回は、確認だけでシリンダー周りは、入替ですし
それなりのエンジンを購入して開けた時に使うか、使わないかを決めようと思ってます。
面研しようと思っていましたが現時点では、手を加えられない状況です。
二度手間になりますしね。

　写真では、ガスケットを取った後が残っておりますが最終的に鏡面に近い所まで
持っていくつもりです。
シリンダーとすりあわせしないと圧縮漏れ起こしそうですし、使わない予定の
ものですので・・・

　さてさて、次にシリンダーを外しました。
エンジンを回した時に音が出ておりましたが抱きつき傷がありましたので
シリンダーが首振りしてるかもって予測してました。

　シリンダー排気側です。
ピンボケ写真で申し訳ありませんが線状縦傷が無数に入っているのがわかると思います。
こちら側は、触ってみた所それほど深くありませんのでホーニング加工をすれば
何とかなりそうです。

　吸気側です。今回のエンジンは、こちら側に問題が有りまして・・・
こちらも縦傷が入ってるのですが0.5mmほどのかなり深い傷です。
ボーリングして、オーバーサイズピストンを入れれば解決なのですが
純正部品が手にはいるかどうかわかりませんし、入ったとしても恐らく加工＆ピストンの
金額が高いので状態のいい中古のエンジンまるごと仕入れる方が良さそうです。

　んで、原因なのですが吸気側ですし、恐らくこのエンジン直キャブで走ったんじゃないかと
予測されます。さすがにこのシリンダーとピストンは、使う気になれませんね。
今後、補修が必要な時にもしかしたら使うかも知れませんのでストックとして
ガレージに投げておくことにします。

　当然、ピストン側もこの通りで傷だらけです。
新車時の値段を考えたらとても直キャブは、出来ないのですが
色々と早くしたいと考えて試行錯誤したのですかねぇ。
自分的には、ノーマルで充分早いと思うのですが、勿体ないです。

　
　で当然のごとく、シリンダー直下には、こんな砂粒が入ってる訳です。
あーエンジンが勿体ない・・・ってこちらは、かなり安値で購入いたしましたので
諦めも早いです。さっさと新しいエンジンを購入してそちらを弄った方が健全ですね。
勿体ない、勿体ない・・・（；´Д｀）　

　最後にクランクですが写真の通り若干の錆は、見られますがベアリングも逝ってませんし
全然使える状態です。こいつも今後に備えてストックに取っておきます。
取りあえず、次のエンジンを購入しないと進めなくなりました。
　まあ、まだ春までには、時間がありますので全然焦っておりませんし
かえってストックが増えて良い案配かもしれませんね。

　んでもって自分日曜日から出張に出る事になりましたので一週間は、現地ネタになりそうです。