スロットルセンサーが破損してる・・・

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残念ながら現在2位に転落してしまいました・・・
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 さてさて、せっかくの休日の今日は、雨で始まりまして、
晴れたら、あそこに行きたいとか、ここで練習しようとか、色々と画策してたのですが
これがこれで、まあ全然上手く行ってないようで、これは、恐らく日頃の行いが原因で
会社で仕事もしないでバイクのパーツ作ったり、インターネットで部品探してたりするバチが
あたったんだろうなぁと思ってしまった本日ですけれども、みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?
(;´Д`) 

 と言う事で先日のRCバルブ関連でその元となるアクセル開度を拾うセンサーのネタに
行こうと思っております。
これがこれで・・・・・まあ、色々とありましてΣ( ̄□ ̄;)

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 該当する部分は、これでして、単純に可変抵抗ボリュームでアクセルの開度を拾い出して
それをPGMというコンピューターのような制御システムに信号を送って、そこから
RCサーボモーターを動かして、バルブの開閉を行うって方式になっています。
この辺は、NETで詳しいサイトが沢山ありますので興味があったら探して見て貰えれば、いいのですが
今回は、実は、こいつがやっかいの種でして・・・
サービスマニュアルの整備項目には、抵抗値が指示してあって、それをテスターで
確認しろって事になってるのですね。
レースとかやってる人は、Hi側にして、RCバルブを完全に開放して、低速を犠牲にして
走ってたりしますので、街乗りのNSR乗りの方々にだけ必要なシステムなので、
別段、駄目なら駄目でいいのですが、掃除したついでですし、サーボモーターが動いてるのを
確認しておりましたのでまともに動くと思っていたのですよ。
(まあ、ピコピコとモーターがせわしなく動いているのでおかしいなぁとは、思っていたのですが

イメージ 2

 キャブレターのスロットル同調シャフトとこんな感じで繋がっておりまして
恐らく、最近のバイクなんかには、標準で付いていたりするだろうと思いますが
この手のシステムが市場に出た頃にNSRもたぶんに漏れずに付いていたわけです。

 で、動いているので大丈夫と思っていたのですが一応確認してみました。
サービスマニュアルを参照すると
Lo側で0~1.5kΩ
Hi側で4~6kΩ
と言う事になってまして、テスターを引っ張り出してきて接続しました。

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 Hi側は、こんな感じです。すでに指定値を越えてアンフィニに近くなっております。
 Lo側はっていいますと

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 (;´Д`) 
 これ、思いっきりダメダメですね。
まあ原因ってのは、良く分かっておりまして、恐らく電気関連のプロフェッショナルの
Tochinさん辺りだと直ぐに検討が付くと思いますけど、可変抵抗ボリュームに付きものの
経年変化による、接続部の接触不良でガリと言われるノイズのようなものが出てるのですね。
計ってる間にもテスターの針があっちにいったりこっちに行ったりとせわしなく動いておりますので
まず、間違いは、無いものと思います。
この状態だとバルブが開いたり閉じたりってのを頻繁に繰り返して、スロットルの開閉に拘わらず
出力が不安定になってこのバルブが稼動する中速域でまともに走れないって事になるわけです。

 これには、さすがに困りまして、何とか生き返らせる方法は、無いかと色々とやってみました。
一番簡単なのは、物自体を分解して掃除してしまえば良いのですけど

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結局分解出来たのは、ここまでです。
シールを外してみたのですけど、それ以上分解できません。
もともと、分解できない構造になってるのですね。
仕方がないのでそのボリューム部分にクリーナーやら何やらをガンガン入れて掃除してみました。

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 Lo側は、ともかくHi側は、若干良くなりましたけど、相変わらず針がせわしなく動き
全然、使い物になりません・・・
んじゃ、破壊って思ったのですが、それも無理なようで結局、別のセンサーを
何とかしないと駄目になってしまいました。
実は、この部品未だにMC21用として部品出るんですけど1万円ほどしまして
これ一個で1万円ってのは、洒落にならないくらいの値段設定でして
ここで博打に走るわけですね。

 この部品ですがキャブレターに付属している部品でして、ヤフオクにてキャブレターを買うと
もれなく(たまに付いてないですけど)付属してくるわけです。
って事でヤフオクでキャブレター買えば、いいやんって判断になりました。

 ただ、その中古のキャブレターに付いてくる中古のスロットルセンサーが
まともに動くかっていうとそれは、当然当たり外れってのがあって
駄目だったら、スロットルセンサーの駄目になったキャブレターが山のように溜まるって
そう言う状況も予測できるわけです。
その辺が博打に近かったのですが取りあえず買ってみました。

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来たのは、これですね。
今回は、比較的安値傾向の89キャブです。

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 これにも当然スロットルセンサーが付いてますので、こいつを早速調べてみます。

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Lo側 0.6kΩ

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Hi側 4.9kΩって所ですね。
これは、規定値に入っておりますし、スロットルを動かしてもまったく問題無くスムースに動きまして
取りあえず当たりを引きました。
ただ、使う予定のないキャブレターが一個余ってしまったので、これが当たりって言われると
かなり微妙なセンなのですが、一応ヒマな時に掃除して、補修部品としてストックしておきます。

 今回のネタとは、外れてしまうのですが、このキャブレターには、
以前少し触れました、摩耗対策のニードルが入ってまして、これは、使わないとって事で
さっそく引き抜いたのです。

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左の白っぽい材質のヤツが対策品で右の真鍮製がもともとのニードルです。
この真鍮製のニードルがかなり減るって事でロングライフニードルって事で
部品が出てるのですが、これも買うとセットで1万しますので後にしておこうって
放置してたのですが、今回のキャブレターには、思いっきり付属しておりまして
この辺、ケガの功名ですね。

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 と言う事でセンサーもニードルも入れ替えてキャブレターは、完成になりました。
肝心のエンジンが終わっておりませんので実装出来ないのですが、
無事に動くようになりましたので完成が楽しみです。